つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダの2022年株主総会(第156回定時株主総会)のLIVE配信アーカイブが公開、EV専用スケーラブルアーキテクチャーに関して気になるポイントも。

(画像 MAZDA)

先月24日に開催されたマツダの2022年株主総会ですが、マツダ公式HPで当日の模様が一部公開されていました。

 

マツダの2022年株主総会(第156回定時株主総会)は先月24日に開催され、このブログでも株主総会で出てきた話題を一部取り上げました。

今年は感染予防対策の観点から株主を対象としたLIVE配信が初めて実施されていたのですが、マツダ公式HPでLIVE配信の一部を収めたアーカイブが公開されていました。

 

マツダ公式HP 株主総会専用ページ

【MAZDA】株主総会|株式・社債情報

(画像 MAZDA)

(視聴はこちらから)

株主総会の中でも「2022年3月期実績と2023年3月期の見通し」「中期経営計画における主要施策の成果」「中期経営計画における今後の重点取り組み事項」について説明している場面を中心に公開されていました。

(出来れば退任された藤原さんの挨拶も見たかったところですが・・・)

基本的にはすでにブログで取り上げた内容が中心ですが、アーカイブの23:06頃から映っている資料に気になるポイントが・・・。

(画像 MAZDA)

こちらは2030年頃に向けた電動化対応を説明している資料ですが、2025年から導入予定となっているEV専用スケーラブルアーキテクチャーの項目を見るとエクステリアまで含めた状態の画像が掲載されていました。

一瞬サプライズ公開⁉と思ってしまいますが、よく見ると左から順番に「現行MAZDA6セダン」「CX-30」「MAZDA2ハッチバック」「MAZDA3ファストバック」のようなので、この画像は様々な車格やボディタイプに対応できるアーキテクチャーである事を紹介するための一例のようです。

「昨年6月に公開されたEV専用スケーラブルアーキテクチャーの画像 (画像 MAZDA)」


CX-60を皮切りに導入されるラージ群アーキテクチャーはバッテリーがフロア下に搭載される関係からSUVより車高が低いモデルを出すのが難しいのでは?という憶測も出ていましたが、今回の資料を見る限りだとEV専用スケーラブルアーキテクチャーは同じようなバッテリー搭載位置でもセダンやハッチバックにも対応できると見てよさそうですね。

ちなみに、以前ブログで取り上げた欧州マツダ副社長の証言によるとEV専用スケーラブルアーキテクチャーは実用車だけでなくスポーツカーまで視野に入れる事が出来るとか・・・。

 

株主総会の模様が見れる取り組みはすでにトヨタや日産で行われていましたが、マツダも今後は毎年実施されると嬉しいところです。