半導体や部品不足の影響から日本や欧米でパワーリフトゲートに関する仕様変更が発生しているCX-5ですが、オーストラリア仕様と北米仕様でも同様の動きが出ているようです。
CX-5に関しては半導体や部品不足の影響から前回のブログで取り上げた日本仕様を中心に欧州・北米で電動テールゲートに関する仕様変更が発生。
半導体や部品不足の影響が続いている事を実感させられる現象ですが、オーストラリアと北米でも同じような動きが出ているようです。
まず最初に取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「Wheels」が掲載したこちらの記事。
https://www.whichcar.com.au/news/2022-mazda-cx-5-australian-pricing-features
リンク先によると・・・・。
・オーストラリアマツダは半導体不足の影響でCX-5の上級グレード「GT SP」「AKERA」に標準装備されていたパワーリフトゲートのハンズフリー機能を廃止した。
・ハンズフリー機能は現在販売されている2022年モデルで初採用されたが、再びボタンで操作する通常のパワーリフトゲートへ戻る事に。
オーストラリア仕様に関してはハンズフリー機能のみ廃止されて、ボタンで操作する従来型のパワーリフトゲートに戻す対応のようです。
さらに一昨日発表されたCX-5北米仕様の2023年モデルに関しても・・・。
北米でも6月頃にパワーリフトゲートが一部グレードで削減予定という情報が浮上していましたが、米国マツダ公式HPで早速2023年モデルの詳細が発表されているので装備をチェックすると、上級グレードでもハンズフリー機能が無くなっていました。
(CX-9 2022年モデルの上級グレードにある"Hands-free"の記述が無し)
一方、今のところ日本と欧州はハンズフリー機能の設定変更が無いようですが、北米に続いて2023年モデル(2022年商品改良モデル)が投入される可能性が高いので、その時に仕様や設定範囲がさらに変わる可能性もあるかもしれません・・・・。
〇日本
・「Proactive」「Black Tone Edition」「Field Journey」に標準装備されているパワーリフトゲートの"レスオプション"が追加。
・ハンズフリー機能付きのパワーリフトゲートは全ての対象グレードで設定変更無し。
〇欧州
・電動テールゲート無しの仕様をお客様へ再提案する取り組みを実施。
・幸いにも非常にポジティブな反応をいただき6,000台以上の再注文を獲得。
CX-5はもちろんですが、他のモデルも含めてこれ以上影響が広がらない事を願うのみですね・・・。