昨年9月に発売開始されてからようやく全てのラインアップが揃った「CX-60」日本仕様ですが、いつの間にかメーカーオプションの設定が一部変わっていました。
今回取り上げるのはマツダ公式HPのオーナーズマニュアル専用サイト
こちらでは各車種のオーナーズマニュアルや諸元表などの資料が公開されていますが、改めてチェックすると「CX-60」の諸元表が2023年2月付で更新されていました。
確認してみると「パワーリフトゲートのハンズフリー機能」と「ドライバー異常時対応システム」の"レスオプション"が新たに追加されていたので対象グレードを紹介。
「L Package(25S/XD)」
「Exclusive Mode(25S/XD)」
「Exclusive Sports(XD-HYBRID/PHEV)」
「Exclusive Modern(XD-HYBRID/PHEV)」
「Premium Sports(XD-HYBRID/PHEV)」
「Premium Modern(XD-HYBRID/PHEV)」
現時点でこれらの装備のレスオプションが追加された理由は公表されていませんが、マツダは昨年にもCX-5のパワーリフトゲート・ハンズフリー機能のレスオプション追加や廃止をグローバルで実施した事例があります。
「ドライバー異常時対応システム」のレスオプションが追加された理由は謎ですが、パワーリフトゲートのハンズフリー機能に関してはCX-5の時と同様に半導体や部品不足の影響が出ている可能性もあるかもしれません・・・。
そして諸元表におけるもう一つの変更点は「ステアリング関連」
これまでステアリングの項目で表記されていたのは「シフトスイッチ」「ステアリングヒーター」の有無だけでしたが、新たに「ダイレクトモード」と「マニュアルモード」の有無も追加されています。
〇ダイレクトモード
シフトポジションがDの位置でもシフトスイッチを操作する事で"一時的に"シフトアップ/ダウンが可能。
操作してから一定時間走行すると自動的に解除。
〇マニュアルモード
Dモードの時にシフトスイッチを操作するとシフトアップ/ダウン操作が可能。
マニュアルモードを解除させるにはシフトスイッチのアップスイッチを一定時間引く必要がある。
現時点で確認できる変更点は以上となります。
マツダは先日行われた四半期決算発表の場でも半導体不足の影響はまだ続く見込みと回答していたので、CX‐60にレスオプションが追加された事に関係している可能性も考えられますが、実際はどうなのか気になるところ・・・。
追ってマツダから設定変更に関する発表があるかもしれないので注目したいですね・・・。