先月に欧州で正式発表されてから少しづつ情報が公開されている発電用ロータリーエンジンを採用したPHEV「MX-30 R-EV」ですが、英国マツダが新たな公式画像を公開しました。
MX-30 R-EVに関しては1月13日に欧州で正式発表。
すでに予約受付も開始されている事からグレード構成やオーナーズマニュアルも公開されていますが、英国マツダが新たな公式画像を公開しています。
〇エクステリア・走行シーン
〇インテリア
これまで公開されていたMX-30 R-EVの公式画像はやや暗い環境で撮影された画像のみでしたが、英国マツダの公式画像は屋外で撮影されているので内装も含めてより詳細が分かりやすいですね。
画像の車両はR-EVモデル登場を記念した限定車「EDITION R」で、ブリュッセルモーターショーで展示されていた車両と思われます。
ちなみにEDITION R専用のフロアマットにはオレンジ色のタグ(バッヂ)がありますが、このタグに加えられている白いラインはMX-30 R-EVに搭載されたロータリーエンジン"8C型"用ローターのアペックスシール溝と同じ幅との事。
EDITION R専用のセレクティブキーシェルに施されている縦線もアペックスシールの溝幅と同じなので、細かな部分までロータリーエンジンを身近に感じる事が出来るようになっています。
そしてインテリアの画像で次に注目したのはこちら。
これはマツダコネクトのシステム表示画面ですが、よく見るとロータリーエンジンのローターが表示されています。
かなり細かな部分かもしれませんが、ここでもロータリーエンジンが搭載されている事を実感できるポイントが採用されていますね。
もしかするとロータリーエンジンが作動した時はモニターに表示されているローターも回転するような演出があるのでしょうか・・・?
さらに今回は英国マツダが保有している「コスモスポーツ」「RX-8」との"共演"も実現。
英国マツダは貴重な車両を複数保有していますが、コスモスポーツは欧州仕様の"110S"ではなく日本仕様の可能性が有力。
そしてRX-8は2007年に発売されたロータリーエンジン40周年記念車です。
MX-30 R-EVのロータリーエンジンはあくまで発電用ですが、こうしてマツダ製ロータリーエンジン搭載車と一緒に写っているのは中々感慨深いですね・・・。
このブログでは2020年に英国マツダが保有しているスポーツカーコレクションの一部が特集された内容を取り上げているのでよろしければチェックしてみてください。
英国マツダが新たに公開した主な公式画像は以上となりますが、屋外で撮影された画像が多い事もあってより詳細が分かりやすかった印象です。
英国ではすでにMX-30 R-EVの先行予約受付が開始されており、今年夏ごろに発売開始予定と案内されていますが、あとは実際の走りがどのようになっているのか気になるところですね・・・。