発電用ロータリーエンジン搭載のPHEVとして今年正式発表された「MX-30 e-SKYACTIV R-EV(MX-30 R-EV)」ですが、本日6月22日マツダから量産を開始した事が正式発表されています。
MX-30 R-EVは発電用のロータリーエンジンを搭載したPHEVとして今年1月に欧州で正式発表。
RX-8以来となるロータリーエンジン搭載車として大きな注目を集めていますが、欧州ではすでに先行予約も開始されており、夏ごろに発売開始予定と案内されています。
この事から「そろそろ量産も始まりそう・・・」と思っていたのですが、ついにマツダからニュースリリースが出されました!
ニュースリリースによると本日6月22日から欧州向けの「MX-30 R-EV」の量産を開始したとの事。
合わせてR-EVの駆動ユニットと組み合わされる8C型ロータリーエンジンのローターの画像が公開されています。
マツダがロータリーエンジン搭載車の量産を開始するのはRX-8以来ですが、RX-8の生産が終了したのは"2012年6月22日"なので、MX-30 R-EVはぴったり11年ぶりに量産開始された事になります。
マツダはRX-8生産終了後も補修用の13B型ロータリーエンジンの生産は継続していましたが、やはり実際に搭載した量産車の生産が再び始まったのは本当に嬉しいの一言・・・。
今回量産開始されたMX-30 R-EVは欧州仕様のみですが、すでに日本でも販売予定である事が決算発表で公表されているので、それほど遠くない時期に追って日本仕様の生産も開始すると思われます。
もちろん一番の理想は駆動用としてロータリーエンジンを搭載したスポーツカーが出てくる事ですが、まずは発電用として再び量産が開始された事を祝いたいと思います。
(いつかロータリーエンジンの生産ラインを見学したい・・・)