早ければ今年秋にも発表される可能性が出てきている発電用ロータリーエンジンを搭載したMX-30ですが、このモデルに関係すると思われる商標が日本に続いてオーストラリアでも出願された事が分かりました。
発電用ロータリーエンジンの搭載したMX-30に関係すると思われる商標出願は昨年8月に日本の特許情報プラットフォームで初めて公開。
その中で「e-SKYACTIV R-EV」は欧州マツダが発電用ロータリーエンジンを搭載したMX-30の正式名称と公表したので、残り3件の商標も関連性がある可能性が高まっていましたが、同じ商標がオーストラリアでも出願されている事が明らかになりました。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「Carsales」が掲載したこちらの記事。
「Mazda rotary engines edge closer to Australia(マツダのロータリーエンジンがオーストラリアに接近)」というタイトルでオーストラリアでも商標が出願されている事を取り上げています。
そこで、オーストラリアの特許・商標・商標を所管する行政機関"IP Australia"のデータベースを調べてみると・・・・。
情報通り「e-SKYACTIV R-HEV」「e-SKYACTIV R-EV」「専用エンブレム(?)」の3つが出願公開されていました。
日本ではこれら3つに加えて「e-SKYACTIV R-energy」という商標も出願されていましたが、これに関してはオーストラリアで今のところ出願されてないようです。
Carsalesはこの商標が出願公開されたのを受けてオーストラリアマツダへ取材を行い、広報担当者から「"R-EV"は来年オーストラリアで発売される発電用ロータリーエンジンを搭載したMX-30の名称」という回答を得たようですが、残り2つの商標に関しては回答されなかったとの事。
欧州でMX-30 R-EVはプラグインハイブリッドと公表されているので、R-HEVはシリーズハイブリッドでしょうか・・・・?
欧州ではスロバキアマツダが「MX-30 e-SKYACTIV R-EVを10月に発表」と公表していいますが、これまで出願されていた商標がどのような形で使用されるのか気になるところですね・・・。