いつもお世話になっているマツダブランドスペース大阪では今週から「AZ-1」の実車展示が開始されていますが、合わせて「MAZDA JOURNEYのグッズ」も置いてあることが分かったので早速チェックしてきました。
マツダブランドスペース大阪では今週から「AZ-1」の実車展示がスタート。
さらにTwitterのフォロワーさん情報で先週末からCX-60のオフィシャルグッズ「MAZDA JOURNEY」の実物も展示されてる事も知ったので早速おじゃましてきました。
Twitterでは一足先に触れていますが、ブログではより詳しく紹介したいと思います。
マツダブランドスペース大阪に寄って「AZ-1」と「MAZDA JOURNEY」を見てきました♪ pic.twitter.com/nDhlF0qeiX
— taku2 (@taku2_4885) 2022年10月20日
まずは「AZ-1」から・・・・
〇エクステリア
〇オートザム・AZ-1(販売期間:1992.10~1995.10)
・車両型式・・・・E-PG6SA
・パワートレイン・・・・3気筒 660㏄ターボ(スズキ製 F6A型)+5速MT
・駆動方式・・・・MR
・車両重量・・・・720㎏
・サスペンション形式・・・・ストラット(フロント/リア)
・開発主査・・・・平井 敏彦氏(NAロードスターの開発主査も担当)
AZ-1と言えば「ホンダ・ビート」「スズキ・カプチーノ」と合わせて軽スポーツのABCトリオと言われてたのは有名ですが、その中でもAZ-1は唯一ガルウイングドアを採用しているのが大きな特徴です。
AZ-1のルーツは1989年の東京モーターショーで参考出品された「AZ550 Sports」
【東京モーターショーにコンセプトカーとして発表されたあのクルマたち】軽スポーツの真骨頂。太いサイドシルとガルウイングドアはまさにスーパーカーだ | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO
AZ550 Sportsはエクステリアデザインの自由度が高いスケルトン・モノコックフレーム
採用を前提としていたので3種類出品されましたが、その中でガルウイングドアの"Type A"を基に量産化されたのがAZ-1となります。
ちなみに、車両紹介でも触れているようにAZ-1の開発主査はNAロードスターでもおなじみの平井 敏彦氏です。
展示車に手で触れたり乗り込むのは不可ですが、スタッフさんにお願いするとドアは開閉していただけます。
ガルウイングドアを開けると軽自動車サイズとは思えぬ存在感なので、ショールームの外を歩いている方も足を止めて見入ってました。
特にお子さんは釘付けでしたね(笑)
改めて実車を見るとコンパクトな車体でサイドシルもかなり高いので、乗り降りも考慮してガルウイングドアを採用したのでしょうね・・・・。
ちなみに、ドアトリムには低い着座位置からドアを閉めるためのストラップも装備されています
〇インテリア
いたってシンプルな内装ですが、縦に配置されたレバー式のエアコンパネルとか懐かしいですね・・・。
運転席後ろにはスペアタイヤが格納されています。
メーターを見ると走行距離は28㎞となっているので新車状態のままですね。
ここまで内外装を紹介しましたが、実は今回マツダブランドスペース大阪に展示されたAZ-1はかなり貴重な「幻のマイナーチェンジ車」
〇量産モデル
〇展示車(幻のマイナーチェンジ車)
すでにご存じの方もいるかもしれませんが、AZ-1は当初マイナーチェンジを行う予定だったものの販売台数が少ない事から実施される事無く3年で販売終了。
量産モデルと比較してみると「リアスポイラー」と「エアバッグ付きステアリング」がマイナーチェンジ車の証です。
あと、Twitterの情報によるとこの展示車は今月初めにマツダ本社で開催された「AZ-1 30周年記念ミーティング」でもミュージアムのエントランスに展示され、マツダの総務部によるレストアが開始されたとの事。
マツダミュージアム展示車として運転できる状態までレストアを継続していくようなので、完成が楽しみですね。
次はCX-60オフィシャルグッズ「MAZDA JOURNEY」を紹介。
「MAZDA JOURNEY」はCX-60オフィシャルグッズとして10月15・16日に開催された中継イベントの視聴者向けに正式公開。
それ以前からTVCMや特集本で少しずつ情報が出てきていましたが、ラインナップは「ボストンバッグ」と「クッション&ブランケット」の2つ。
用意されるカラーはマツダ車の内装色に合わせて「タン」「ブラック」「ホワイト」の3色となっています。
まずは「ボストンバッグ」
せっかくなのでCX-60のラゲッジスペースに置いてみましたがサイズ感など参考になるでしょうか・・・?
ボストンバッグは最初に情報が出始めたグッズですが、こちらはメイドインジャパンにこだわったハンドメイドのバッグメーカー「FUJITAKA」さんとのコラボ。
情報が出た時からかなり気になっていましたが、実物はかなり質感が高くレザーバッグのイメージからすると軽量でした。
基本的にはFUJITAKAで販売されているボストンバッグがベースになっているようですが、カラーだけでなく下側にシューズを入れるスペースが追加されていたり本体左右に施されたステッチもマツダ専用になっていました。
下側にシューズを入れた場合でも荷物はある程度入りそうな大きさで、付属するショルダーストラップにもMAZDAのロゴが入っています。
MAZDA JOURNEYはCX-60オフィシャルグッズと聞いていますが、左右のステッチはロードスターのレザーシートに施されているステッチにも似てる気が・・・(笑)
続いて「クッション&ブランケット」
こちらはハンドメイドでオーガニックコットンの毛織物を製造販売されている「日の出毛織」さんとのコラボレーション。
クッションカバーはCX-60の内装材(レガーヌ)が使用されてるので車内に置いてもしっかりマッチするでしょうね。
事前に見ていた画像だとクッションとブランケットはそれぞれ別のグッズと思っていたのですが、実際はクッションカバーの中にブランケットを収納する事が可能。
ブランケットもオーガニックコットンらしい優しい肌触りで膝にかけてみるとかなり暖かかったです。
小さなお子さん用はもちろんですが、秋~冬にロードスターでオープンドライブするときの膝掛けとしてもかなり良さそうに思いました♪
ちなみに、今回コラボレーションした「FUJITAKA」さんと「日の出毛織」さんはどちらも大阪の企業。
おそらく偶然とは思いますが関西在住の人間としてはちょっと嬉しいポイントです(笑)
正式な販売価格はまだ発表されていませんが、スタッフさんによると11月に情報公開と発売開始予定のようです。
すでにマツダブランドスペース大阪でもグッズ目当てで来館されるお客さんが多いとの事なので、気になる方は今後マツダから発表される情報に注目を。
今のところ「AZ-1」の実車展示はしばらく実施する見込みとの事ですが、急に展示車が入れ替わる可能性もあります。
あと、MAZDA JOURNEYの実物をチェックできる場所や機会もかなり少ないと思うので気になる方は是非一度マツダブランドスペース大阪へ足を運んでみてください。
※マツダブランドスペース大阪は感染防止対策の観点から予約優先となっているので訪問の際には事前に電話で予約する事をオススメします。