世界中で愛されているマツダのライトウェイトオープンスポーツカー「ロードスター(MX-5)」ですが、北米仕様のペットネームである"MIATA"がオーストラリアでも商標出願されている事が分かりました。
ロードスターの海外仕様がMX-5の名称で販売されているのはすでにご存じの方が多いと思いますが、その中でも北米仕様は「MIATA(ミアータ)」というフレーズも含まれているのが特徴。
これは初代NA型から使用されているペットネームですが、このフレーズに関して新たな動きがあったようです。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「DRIVE」が掲載した記事。
リンク先によると・・・・。
・MX-5北米仕様で使用されている"MIATA”というフレーズがオーストラリアでも商標出願されている事が明らかになった。
・オーストラリアマツダの広報担当者は今回の商標出願についてコメントしなかったが、情報筋によると現時点で車名を変更する予定は無いとの事。
どうやらオーストラリアで"MIATA"という商標出願が新たに公開されていたとの事。
そこで、オーストラリアの特許や商標を所管している行政機関IP Australiaのデータベースを調べてみると・・・・。
Trade Mark 2303967 | IP Australia | Trade Mark Search
確かにマツダがMIATAというフレーズを商標出願しています。
資料を見る限りだと昨年の9月~10月頃に商標出願が行われたようなので、一定期間経ったこの時期に公開されたのかもしれませんね。
データベースを調べる限りだとオーストラリアでMIATAの商標が出願されたのは今回が初めてのようです。
MIATAというフレーズでさらに気になるのは日本でも昨年3月に商標出願が公開されている事。
カタカナの"ミアータ"は元々商標出願されていましたが、アルファベット表記の商標は今回が初の出願。
他メーカーに使用されるのを防ぐために使用予定が無い商標も出願する事例はたくさんありますが、MIATAの場合は登場してからすでに30年以上経過しているので、日本とオーストラリアで立て続けに商標出願されているのは気になるところ・・・。
車名自体が変わる事はさすがに無いと思いますが、何らかの形でMIATAというフレーズが北米以外でも使用される可能性はあるかもしれません。
欧州では例年通り今年後半に商品改良が行われる噂も出ているので、MIATAというフレーズに動きがあるのか注目ですね。