世界初披露のコンセプトカー「MAZDA ICONIC SP」が大きな反響を呼んでいるジャパンモビリティショーのマツダブースですが、もう一つ注目のロードスター大幅商品改良モデルの実車画像や関連情報も出てきています。
本日プレスデーを迎えたジャパンモビリティショー2023(JMS)でマツダは発電用2ローターエンジン搭載のコンパクトスポーツコンセプト「MAZDA ICONIC SP」を世界初披露。
さっそく各方面で大きな反響を呼んでいますが、合わせて初披露された「ロードスター 大幅商品改良モデル」の実車画像なども出てきています。
〇マツダ公式ニュースルーム
JMS特設サイトによるとRFは「エアログレーメタリックのRS(BBS/ブレンボ装着車)」で、ソフトトップは「ジェットブラックマイカのS Leather Package V Selection」 が展示されてるようです。
エアログレーメタリックは以前設定されていたセラミックメタリックに近い色味ですが、やはりブラックカラーのアルミホイールと相性が良さそう・・・。
V Selectionはベージュのソフトトップや内装色が採用されてるので、濃色系のボディカラーが特に合いそうですね。
一部意匠が変わったヘッドライトも確認できますが、グリル右側に追加されたMRCC用フロントレーダーはやはりちょっと目立つ気も・・・。
その一方で、JMS特設サイトの商品改良モデル紹介には気になる内容が・・・。
人を中心に考えて人を活性化するクルマづくりを行うマツダの技術思想として「ActivSync」というフレーズが紹介されていますが、これは昨年12月に商標出願されていたフレーズです。
昨年12月に商標出願が公開されてから使用されてる事例が中々出てこなかったのですが、ようやく言葉の意味が判明しました(笑)
この言葉は欧州でも商標出願されているのですでにマツダ全体に浸透しているのでしょうね。
ロードスター大幅改良モデルもこの思想を基に開発されてるようなので早く実際の走りを体感してみたいところ・・・。
そしてすでに各メディアから現地レポートが公開され始めていますが、モータージャーナリストの竹岡圭さんが公式YouTubeのLIVE配信で開発主査の斎藤さんから商品改良の目的や中身をインタビューされているので紹介・・・・。
(27:30頃から)
・今回の大幅商品改良はND型の販売がまだまだ長く続くことも意味している。
・エレキプラットフォームを全面刷新したので改良コストもかなり掛かっている。
・従来のままだと2024年から施行されるサイバーセキュリティー法に対応出来ない。
・エレキプラットフォームを刷新した事で新世代マツダコネクトやMRCCなども装着できた。
・次期型(NE)はまだまだ先の話。
・来年1月にメディア向けの試乗会を開催予定。
今回大規模な改良が実施されたので現行モデルがまだまだ販売継続するのはある程度想定出来ますが、斎藤主査の話を聞く限りだと想像以上に長く販売継続されそうですね。
個人的には少なくとも2030年直前まで販売される予感もしますが・・・・。
そして走りに関しては新採用のアシンメトリックLSDが軽快な走りにかなり貢献しているようですが、マツダもJMS開幕に合わせて解説動画を公開しています。
あと、メディアやジャーナリストを対象にした試乗会は来年1月頃に開催するようですが、改良モデルの発売開始も1月中旬と案内されているので試乗レポートが解禁される前に実車が販売店へ届いてる可能性もありますね。
さらにマツダブースでは他にも「NAロードスター」「ロードスター 手動運転装置付車(SeDV)」「2/3スケール ロードスター」などが展示されていますが、特に2/3スケールのロードスターは細かな部分まで再現されている事から海外のジャーナリストからも人気を集めているようです。