つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダが「CX-8」生産終了のニュースリリースを発表、さらにオーストラリアマツダも「MX-30」と合わせて販売終了を発表。

(画像 MAZDA)

日本ではすでに年内での生産終了が明らかになっている「CX-8」ですが、マツダから正式なニュースリリースが発表。

さらにオーストラリアマツダも「MX-30」と合わせて販売終了する事を発表しています。

 

 

CX-8に関してはすでに日本向けの生産を年内で終了する事が8月に予告されており、今月中旬以降はオーダー可能な仕様も一部になってきている状況。

販売・生産終了が近づいてる状況でしたが、本日マツダから正式なニュースリリースが発表されています。

 

 

マツダ公式ニュースリリース

12月までの生産台数に達した時点で販売終了なのはこれまで公表されてる通りですが、新たに「12月下旬生産終了予定」と具体的な終了時期が公表されました。

販売終了が予告されてからかなり多くの注文が入っている事に加えて、現在も一部仕様はオーダー可能な事から年内ギリギリまで生産するのでしょうね・・・・。

ちなみに本日掲載された中国新聞の記事によると日本での生産は終了する一方で、ベトナムとマレーシアで行われているノックダウン生産は来年以降も継続されて、現地で販売されるとの事。

タイ工場で生産して日本へ輸入されているCX-3と同様にCX-8も輸入するのは厳しいのでしょうか・・・?

 

 

さらにCX-8生産・販売終了が公表されているのは日本のみでしたが、ここにきてオーストラリアマツダも「MX-30」と合わせて販売終了を正式発表。

〇オーストラリアマツダ公式ニュースリリース

・オーストラリア向けの「CX-8」「MX-30」の生産は年内で終了。

・来年以降は在庫販売のみになるが、特に「CX-8」は現地在庫を豊富に確保。

・これらは2025年頃までに多くの電動化モデルを導入する戦略の一環で、CX-8の実質的後継モデル「CX-80」の詳細も来年公開予定。

オーストラリアマツダの関係者はこれまでCX-80・CX-90と合わせてCX-8の販売も継続する方針を度々明言されていたので、ここにきて生産・販売終了が発表されたのは中々驚き・・・・。

ただ、振り返ると"マツダ本体が生産し続ける限り"という条件も明言されていたので日本仕様と同時に生産・販売終了が決定したのでしょうね。

現地在庫が豊富に確保されてるようなので販売はまだ継続と言えなくもないですが・・・。

 

元々CX-8のメインマーケットは日本とオーストラリアでしたが、両方の国で販売終了する事で今後はASEAN地域専用モデルという役割へ変わる事になりそうです。

今後日本・オーストラリア・欧州等では「CX-80」が実質的後継モデルとして導入予定ですが、生産開始は来春という報道が出てきているので日本国内では3列シートSUVがラインナップに無い期間が発生する可能性も・・・・。

3列シートSUVの選択肢は意外に限られているので、CX-8の生産・販売終了から間を空けずにCX-80の情報が公開される事に期待したいですね。