つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

ASEAN地域では現在も「CX-3」が高い人気と評価を獲得し続けているようです。

(画像 MAZDA)

登場から約9年が経過している「CX-3」ですが、ASEAN地域では現在も高い人気と評価を獲得し続けているようです。

 

 

CX-3は2014年11月のロサンゼルスオートショーでワールドプレミアされて2015年春から発売開始。

2018年にエクステリアデザインの変更を含めた大幅商品改良を実施して、現在はタイとメキシコで生産されています。

左:初期モデル、右:2023年商品改良モデル  (画像 MAZDA)

2019年に「CX-30」が登場した事もあって欧州や北米では販売が終了していますが、ASEAN地域では現在も高い人気と評価を獲得しているようです。

 

 

まず最初に取り上げるのはタイの自動車メディア「Dcar」が今月23日に掲載した記事。

リンク先によると現地の大手経済紙Business+が毎年実施している「Product of the Year Awards」の2023年版が発表され、CX-3が見事選出されています。

(画像 Dcar)

「Product of the Year Awards」はBusiness+編集チームと専門家による調査と読者投票によって選考されるようですが、タイでは以前から若い世代を中心にCX-3の人気が高い事に加えて、現地ではすでに2023年商品改良モデルの販売も開始されているのが選出された理由かもしれません。

あと、タイで販売されているコンパクトSUVの中では比較的アフォーダブルな価格設定のようですが、これはCX-3がタイで生産されている事も効いてそうです。

 

 

そして次に取り上げるのはインドネシアの自動車メディア「Kompas.com」が今月23日に掲載した記事。

インドネシアマツダは首都ジャカルタに近い西ジャワ州の州都バンドンで初めて開催された自動車ショー”GIIAS Bandung 2023”に出展したようですが、バンドン州で最も売れてるマツダ車はCX-3で販売全体の25~30%を占めているようです。

リンク先によるとバンドン州の都市環境にマッチしたサイズのSUVである事に加えて、先に取り上げたタイと同様に若者からの人気がかなり高いとの事。

インドネシアでは今年5月に取り上げた記事でもCX-3が国内で最も売れてるマツダ車と報告されており、昨年までは半導体・部品不足の影響も重なって納期が最長1年という事態にもなっていました。

日本やタイで販売開始されている2023年商品改良モデルはまだインドネシアで発表されていないので、こちらが登場するとさらに人気が高まるかもしれませんね。

 

 

序盤でも触れましたが、CX-3に関しては発表から9年が経過した事に加えて欧州や北米で販売終了していますが、ASEANでは現在も高い人気を評価を維持しています。

実質的な兄弟モデルと言えるMAZDA2も含めて次期型に関する具体的な情報や噂も中々出てこない状況ですが、今後さらなる成長が見込めるASEAN地域も考えると次期型の登場にも期待したくなりますね・・・。

日本では新世代マツダコネクトを新たに採用した2023年商品改良モデルが来年2月頃に発売開始予定なので、こちらもいずれチェックしてみたいところです。