マツダが最も重要視しているマーケットと言えば北米ですが、2024年の商品導入スケジュールに関する噂が出てきています。
今回取り上げるのは米国のマツダ販売店スタッフでおなじみ「Jonathan Sewell」さんのYouTubeチャンネル。
2024年の商品導入スケジュールに関する動画を本日公開されているので、車種別に紹介していきます。
「MX-5 2024年モデル(ロードスター 大幅商品改良モデル)」
・すでに日本や欧州で情報公開されているが、北米でもまもなく正式発表予定。
・基本的な改良内容は日本や欧州仕様と同じ。
・今回の改良によって次期型が出てくるのはどれだけ早くとも2026年以降で、2027・2028年頃まで掛かる可能性も十分考えられる。
「CX-70」
・カナダマツダのティザー通り今月30日の午前11時(カナダ東部時間)にワールドプレミア予定。
・2月初旬に販売店向けの初期割り当て車両が明らかになり、グレードや価格に関する情報も2月~3月に発表されるのが有力。
・用意されるパワートレインはCX-90と同じ3種類だが、グレード数は現在販売されているCX-90 2024年モデルより少なくなる見込み。
「CX-90 2025年モデル」
・現在販売されているCX-90は2024年モデルだが、今年夏ごろに2025年モデルが登場する見込み。
・CX-70に続いてグレード数がやや絞られる可能性が有力。
「CX-50 ハイブリッド」
・今年夏~秋にかけて登場すると思われるCX-50 2025年モデルでハイブリッドモデルが追加される見込み。
・一足先に中国で販売開始されたモデルと同様にハイブリッドシステムとエンジンはトヨタ製になる。
・北米マツダCEOのインタビュー動画によるとアラバマ工場で生産するCX-50の約25%がハイブリッドモデルになる予想を立てている。
気になる内容が多くありますが、今月30日にワールドプレミア予定の「CX-70」に関しては2月にも初期配備車両やグレード構成が明らかになって、春には販売店への実車配備も始まるとの事。
このスケジュールは昨年発表されたCX-90とほぼ同じになりそうですが、グレードに関してはCX-90も含めて既存の数より少なくなる見込みのようです。
CX-70は先月から生産も開始されているので、あとはワールドプレミアを待つだけになってきました(テスト車両がスクープされる可能性も残っていますが・・・)
そして、一足先に中国で販売開始された「CX-50 ハイブリッド」に関しては今年夏~秋頃に登場する2025年モデルで追加される見込みのようですが、北米マツダCEOへのインタビューによるとアラバマ工場で生産するCX-50の約25%がハイブリッドモデルと予想している模様。
アラバマ工場で生産するCX-50は北米だけでなく中南米にも輸出されているので、ハイブリッドモデルがどこまで輸出されるのか気になるところでしょうか・・・。
さらにJonathan Sewellさんは2024年以降に登場する新型モデルに関しても少し触れています。
「新型BEVモデル」
・北米マツダCEOのTom Donnelly氏は昨年10月に行われたAutomotive Newsのインタビュー内で「18か月後(2025年春)に新しいBEVモデルを米国へ導入する」と発言していた。
・さらに新しいBEVモデルは既存の車名を使用するとも述べている。
・現状ではCX-5 2026年モデルが有力。
昨年10月に公開されたAutomotive Newsのインタビューはこのブログでも取り上げましたが、どうやらインタビューの中で具体的な導入時期に関する発言もあったようです。
2023年10月から18か月後は2025年4月になりますね・・・・。
そして新型BEVモデルは既存の車名になる事も以前取り上げましたが、Jonathan SewellさんはCX-5と予想されています。
これに関しては日本国内でも「CX-5にEVモデルを追加して、2025年春頃の量産開始を検討か?」という報道が出ていた事から、CX-5である可能性はかなり高いかもしれません。
現時点で正式発表されているのはCX-70のワールドプレミア時期のみなので大半は"あくまで噂"ですが、内容がかなり具体的なので2024年の北米市場はJonathan Sewellさんの発言通りに進んでいく可能性が高そうですね・・・。
個人的にはMX-5以外すべてSUVの話題ばかりなのかどうしても引っかかってしまいますが(苦笑)
マツダにとって北米市場は最も重要なマーケットなので、昨年に続いて好調な販売になる事を期待したいです。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。