昨年頃から次期型/後継モデルに関する話題が出てきている「CX-5」ですが、新たに商品コンセプトに関する話題が出てきました。
「CX-5」に関しては比較的サイズが近い「CX-50」「CX-60」が登場した事で先行きを不安視する声も一時期ありましたが、2023年に入ると欧州やオーストラリアの関係者から次期型・後継モデルの存在を匂わせる発言が出たのに加えて、日本ではBEVモデル追加に関する報道も。
現在もマツダの最量販車種である事も考えると次期型・後継モデルが用意されるのはほぼ確実に思われましたが、新たに車両コンセプトに関する話題も出てきています。
今回取り上げるのは複数のオーストラリアメディアの記事から。
〇WHICH CAR?
https://www.whichcar.com.au/news/2025-mazda-cx-5-midsize-suv-what-we-know/
Asked if there was any update to share about the third-generation CX-5, Mazda Australia boss Vinesh Bhindi told Wheels there was “[nothing further] apart from the fact that Mazda executives have confirmed it".
3代目CX-5について何か最新情報があるかと尋ねられたオーストラリアマツダ社長のVinesh Bhindiは「マツダ本社の幹部が次期型/後継モデルの存在を認めた以外はまだ何もない」とWheelsに語った。
What they're going to call it, look, that's going to be a totally different debate and I don't think even Mazda has made a decision on it.
But in terms of size, packaging, and value, there is going to be a direct replacement of [the CX-5 midsize SUV] in the future.
車名をどうするのかはまったく別の議論になるだろうし、マツダ本体でさえまだ決定していないと思う。
しかし、サイズ・パッケージング・そして価値という点をそのまま受け継いだモデルが出てくるでしょう。
〇CarExpert
The brand’s best seller is the CX-5, and Mazda Australia has confirmed there’s a direct replacement “in terms of size, packaging and value” coming, though it may wear a different nameplate.
マツダのベストセラーはCX-5で、オーストラリアマツダは「サイズ、パッケージング、価値」をそのまま受け継いだ次期モデルが登場することを確認している。
先日30日にワールドプレミアされた「CX-70」の導入が正式発表されたのに合わせてオーストラリアマツダの関係者が取材を受けていますが、その中でCX-5の次期型/後継モデルに関してはどちらのメディアに対してもサイズやパッケージングはそのまま受け継ぐと回答をしています。
もちろんオーストラリアマツダ関係者の推測や願望が含まれてる可能性もありますが、現在もマツダの最量販モデルである事を考えるとキープコンセプトになる可能性は高そうですね。
ただ、最初に紹介したEVモデル追加の報道が事実だとすればフロア下にバッテリー搭載スペースをある程度確保する必要あるはずなので、ホイールベースは現行モデルより広がる予感も・・・・。
アーキテクチャーに関してはCX-50等に採用されているFFベースの"スモール群アーキテクチャー"が有力視されていますが、個人的にはFRベースの"ラージ群アーキテクチャー"を使った次期型/後継モデルというのもちょっと見てみたいかも・・・(笑)
(フロアトンネルのサイズ的にあれ以上小さくするのは厳しいそうではありますが)
あと、車名に関しても様々な憶測が飛んでいる状況ですが、北米マツダCEOのTom Donnelly氏が「2025年発売予定の新型BEVは既存の車名を使う」とコメント。
CX-5のBEVモデルに関する報道記事でも2025年に投入・生産開始と書かれていることから、車名も引き続きCX-5になる可能性が高いでしょうか・・・?
マツダからCX-5の今後に関する情報はまだ発表されていないので現時点では噂の状況ではありますが、とりあえず次期型/後継モデルが出てくるのはほぼ確実と思われます。
報道通り2025年に投入・生産開始されるとすれば今年後半頃からより詳しい情報が出始める可能性もあるので注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。