つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

南アフリカマツダCEOが「クロスオーバーSUVの新型BEVを2026年頃にグローバルで発売予定」と明言。

画像はMX-30 EVの構造図 (画像 MAZDA)

昨年頃から電動化対応に向けた動きをさらに加速させているマツダですが、海外では新型EVに関する話題が出てきています。

 

 

マツダはMX-30 EVやラージ商品群のPHEV等を通じて電動化対応を進めていますが、中国では長安汽車と共同開発の新型EV・PHEVを2024年~2025年にかけて2車種投入する事が公表されたのに加えて、今年6月に就任した毛籠新社長は現在開発中の「EV専用スケーラブルアーキテクチャー」を2027年から導入開始する方針を公表。

これらの発表によって電動化対応をより加速させる事が明らかになっていますが、海外では今後登場する新型EVに関する話題が新たに出てきています。

 

 

今回取り上げるのは南アフリカの自動車メディア「TopAuto」が掲載した記事。

TopAutoは今後の電動化対応について南アフリカマツダ最高経営責任者(CEO)へ取材したようですが、リンク先によると・・・・。

The CEO of Mazda South Africa has confirmed that the automaker is planning to introduce a battery-electric SUV to the local market, but interested customers will have to wait a bit.

南アフリカマツダのCEOは、マツダ南アフリカに"BEVのSUV"を投入する計画を進めていることを明らかにした。

Mazda only expects to launch the new battery-electric vehicle (BEV) in various markets around the world, including South Africa, in 2026.

マツダは、2026年に南アフリカを含む世界の様々な市場で新しいBEVを発売する予定である。

The company has not provided any information about its future electric plans, other than the fact that its next EV will be a battery-powered crossover that will launch roughly three years from now.

同社(南アフリカマツダ)は次期BEVがクロスオーバーでおよそ3年後に発売されるという事実以外に、将来の電動化計画に関する情報を提供していない。

どうやら南アフリカマツダCEOから2026年頃に新型BEVを発売予定で、ボディタイプはクロスオーバーSUVという回答があったとの事。

マツダの毛籠新社長は2027年から導入するEV専用アーキテクチャーだけでなく既存のアーキテクチャーを使ったBEVも導入する事を明言しているので、南アフリカマツダCEOから明言されたクロスオーバーの新型BEVは既存のアーキテクチャーが使用される可能性がかなり高そうです。

ちなみにクロスオーバーSUVの新型BEVに関してはカナダマツダも2025年に導入する計画を公表していましたが、時期的に考えるとおそらく同じモデルの事だと思われます。

これらの情報から考えるとクロスオーバーSUVの新型BEVは2025年~2026年にグローバルで発売されそうですね・・・。

 

あと、クロスオーバーSUVの新型BEVが「既存車種の次期型モデル or EV専用の新型車種」どちらになるのか気になりますが、国内メディアの記事によるとマツダは安価なBEVで台数を稼ぐ戦略は行わない方針との事なので、コンパクトSUVの可能性はやや低いかもしれません。

一方で大型サイズのBEVは車両価格がかなり高くなるはずなので、ミドルサイズのクロスオーバーSUVが最有力でしょうか?

個人的にはCX-5やMX-30の次期型・後継モデルの予感もしますが、実際はどうなるのか気になるところ・・・。

 

今回話題に出てきた新型BEVは日本でも販売される可能性があると思うので、続報に注目ですね。