つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダとUnity社がコックピットHMIのGUI開発でパートナーシップ契約を締結、2025~27年以降に導入予定のモデルに搭載へ。

(画像 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン)

本日2024年3月7日、マツダが次世代へ向けて新たなパートナーシップ契約を締結した情報が出てきています。

 

 

今回取り上げるのは「ITmedia NEWS」が本日掲載した記事。

リンク先によると、米国・サンフランシスコを拠点にしているビデオゲームソフトウェア開発会社「Unity Technologies(日本法人:ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン)」が、コックピットHMIGUIの開発共創でマツダとパートナーシップ契約を締結した事を本日発表。

さらに「共同開発したGUIは2025~27年以降に導入予定のモデルに搭載される見込み」である事も合わせて予告されています。

〇ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン公式ニュースリリース

コックピットHMIは「自動車の運転席周辺空間におけるインターフェース」、GUIは「画像や図形を多用したユーザーインターフェース」という認識でだいたい合ってると思いますが、Unity社はゲームやエンタメ業界向けのCG表現やリアルタイム3Dに強みを持つ企業なので、次世代のマツダのメーターやマツダコネクトの画面にもCGやリアルタイム3Dが採用されるのでしょうか?

調べてみるとメルセデス・ベンツも2024年からUnity社開発のインフォテイメントシステムを搭載開始するようです。

 

Unity社のニュースリリースによるとマツダ執行役員で統合制御システム開発担当でもある今田道宏さんは開発の方向性として人の直感的操作を可能にすることによる安全性と利便性をさらに向上させ、クルマの新たな価値を作り出すことにチャレンジする」とコメントされているので、これまでの方向性を継承しつつより進化させる流れでしょうか?

個人的にはタッチパネルではなく気持ちいい操作感の物理スイッチを引き続き採用して欲しいところですが。

 

そして、共同開発したGUIは「2025~27年以降に導入予定のモデルに搭載される見込み」と予告されていますが、これはマツダの中期経営計画で発表されていたフェーズ2以降という事になります。

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(画像 MAZDA)

搭載第一弾としてはフェーズ2後半に先行導入予定となっている「EV専用アーキテクチャーを採用したBEVモデル」が一番有力そうに思いますが、直近だと2025年頃に登場の噂が出てきている「CX-5 次期型/後継モデル」で導入開始という流れを期待する人も多いでしょうか・・・?

契約を締結してから1年程度で形にするのはさすがに厳しいとは思いますがどうなるでしょうか。

 

運転支援やコネクティッド昨日の充実によって自動車のインターフェースは今後より重要視されていくはずなので、どのような仕上がりになるのか注目ですね。

 

令和6年能登半島地震災害の義援金受付関連リンク。

・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)

令和6年能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県

富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)

富山県/「令和6年能登半島地震災害義援金(富山県被災者支援分)」の受付について

※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金ふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。