次期CX-5に搭載予定と公表されているマツダの新型ストロングハイブリッドですが、このシステムの展開に関する話題が出てきました。
マツダは今年5月の2024年3月期通期決算発表で次期CX-5に自社開発の新型ストロングハイブリッドを搭載予定と公表しており、毛籠社長は先月報道された新型ストロングハイブリッドと組み合わせる新型エンジン開発も海外メディア向けに明言した模様。
次期CX-5と関連して開発状況に関する話題も増えてきましたが、ストロングハイブリッドの展開に関する話が出てきています。
今回取り上げるのはフィリピンの自動車メディア「CarGuide.ph」が掲載した記事。
The Japanese carmaker’s commitment to the internal combustion engine will have them develop their own in-house strong hybrid system which will slot between the company’s current Mazda M Hybrid (mild hybrid) and Plug-In Hybrid (PHEV) offerings.
This new engine will mate a “clean-burning, efficient gasoline engine” with an electric motor.
この日本の自動車メーカーは、内燃機関への取り組みとして現在のマツダMハイブリッド(マイルドハイブリッド)とプラグインハイブリッド(PHEV)の中間に位置する独自のストロングハイブリッドシステムを開発することになる。
この新しいエンジンは、「クリーン燃焼で効率的なガソリンエンジン」と電気モーターを組み合わせたものとなる。
The target, according to Naohito Saga, Mazda’s Executive Officer of R&D Strategy, is to deploy them on several engine configurations, but focusing on smaller vehicles which stand to benefit on the technology more; larger vehicles will have the PHEV powertrain.
マツダのR&D戦略担当執行役員である佐賀尚人氏によると、目標は複数のエンジン構成にこの技術(ストロングハイブリッド)を展開することだが、この技術の恩恵をより受けられる小型車に重点を置いて、大型車にはプラグインハイブリッドを搭載する予定だという。
The announcement comes at the Japanese market launch for the all-new CX-80—a three-row SUV that’s essentially a stretched CX-60 made for markets which require a narrower full-sized SUV such as Europe, Japan, and Australia.
この発表は新型CX-80の日本市場投入に合わせて行われた。CX-80は、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなど、幅の狭いフルサイズSUVを必要とする市場向けに作られた、基本的にはCX-60を延長した3列SUVである。
昨日取り上げた複数のメディアと同様にCX-80プレゼンテーションでストロングハイブリッドと新型エンジン開発が公表された事を報じていますが、CarGuide.phの記事にはR&D戦略担当執行役員の佐賀尚人さんのコメントも掲載されており、ストロングハイブリッドは小型車に重点を置いて展開予定との事。
次期CX-5への搭載が公表されているので、小型車とは"スモール群アーキテクチャー採用車"を意味してるのが有力でしょうか・・・?
新型ストロングハイブリッドに関しては毛籠社長からラージ商品群への展開も検討するコメントが出ていましたが、現時点ではPHEVに注力するようですね。
仮にスモール群への展開に注力するとすればMAZDA3やCX-30への搭載も期待できそうですが、個人的にはストロングハイブリッド開発に合わせてMAZDA2/CX-3の次期型・後継モデルも登場する事。
MAZDA2/CX-3に関しては現行モデル発売から10年経過しているにも関わらず中々今後に関する"信憑性のある情報"が出てこない状況ですが、特にBセグメントSUVはグローバルで高い需要があると思うので期待したいですが・・・。
新しいストロングハイブリッドとエンジンはまず次期CX-5に搭載される可能性が高いですが、今後ハイブリッドの重要性はより高くなるのが確実なのでどれだけの車種に展開されるのか注目ですね。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
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令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
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