日本では商品改良が先日発表された「MX-30」ですが、欧州では気になる噂が出てきました。
MX-30に関しては先月31日に日本向けの2024年商品改良モデルが正式発表された一方で、メインマーケットの欧州では現在も商品改良やモデルイヤー更新は発表されてない状況・・・。
これから"2025年モデル"が発表される可能性も考えられましたが、欧州ではここにきて気になる動きと噂が出てきています。
まず紹介するのは欧州のマツダ公式HPで公開されている情報や案内から・・・。
◎スペインマツダ
Mazda: Crafted in Japan | Fabricante de coches
◎オランダマツダ
Crafted in Japan | Mazda Motor Nederland
◎ベルギーマツダ
Bienvenue chez Mazda | Mazda Belux
◎ドイツマツダ
Willkommen | Mazda Deutschland
欧州のマツダ公式HPでは秋口頃から「在庫限りの販売」という案内を出す国が出てきており、オランダとスペインでは新車ラインナップ一覧とコンフィギュレーターで選べるMX-30のパワートレインがR-EVのみに・・・。
ドイツマツダの案内を見るとEVモデルのみ在庫販売になった可能性が考えられましたので、色々調べてみるとドイツのMX-30専用フォーラム「MX-30 Forum.de」に気になる投稿がありました。
◎ドイツのMX-30専用フォーラム「MX-30 Forum.de」
War gestern bei meinem Händler,
Der sagte, dass der rein elektrische MX30 eingestellt wird, nur noch der Wankler weiter produziert wird.
Dafür soll im Laufe des nächsten Jahres ein neues E-SUV in Form/Größe vom CX-5 kommen.昨日販売店に行ってきました。
スタッフによると電気自動車のMX-30は販売中止となり、ヴァンケラー(Rotary-EV)だけ引き続き生産を続けるとのこと。
その代わりに、CX-5同等の形とサイズを備えた新しいE-SUVが来年中に登場する予定だという。
リンク先では先に紹介したドイツマツダ公式HPの案内からMX-30が廃盤になるのでは?という質問が投稿されていますが、これに対して別のユーザーさんが「欧州ではEVモデルが終了してR-EV(Rotary-EV)のみ販売継続する」という話を聞いたとの事。
今回取り上げた公式HPの情報や案内も含めると、投稿通りEVモデルが販売終了する可能性はかなり高そうですね・・・。
そして、MX-30 EVの代わりに"CX-5と同等の形とサイズを備えた新型E-SUV"が2025年中に登場予定という話も出てきたのが注目ですが、今のところ最有力なのはマツダと長安汽車が共同開発するBEV/PHEV第2弾モデル。
マツダは共同開発第2弾モデルを示唆したコンセプトカー「創 ARATA」を発表していますが、今月に入って長安マツダ関係者が「量産モデルは来年4月の上海モーターショーでお披露目予定」と明言。
共同開発第1弾の「EZ-6」が中国だけでなく欧州でも販売する可能性が出てきてるので、第2弾モデルも導入する可能性が考えられます。
これ以外では「BEVモデル追加を検討か?」という報道が昨年出ていた次期CX-5も候補に挙がるかもしれませんが、マツダから公表されている次期CX-5関連の情報は今のところ新開発のストロングハイブリッドが大半なので、今のところBEVモデル追加の可能性はやや不透明かもしれません・・・。
欧州では行き過ぎたBEV推進を見直す動きが見られますが、ハイブリッド等も含めた電動化自体は引き続き重要視されるはずなので、今後のマツダの動向が気になるところ・・・。
一方、欧州では中国製電気自動車に対する関税引き上げが行われたので、度々噂や話題が出ているEZ-6欧州導入にどれだけ影響が出てるのか続報が待たれます。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和6年12月27日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)