先日欧州向けの生産終了が報じられた「MX-30」の日本仕様に関係する話が出てきています。
MX-30に関しては今年3月にEVモデルの生産終了が発表されましたが、先日にはオランダマツダが「欧州仕様はすでに全モデル生産終了」と明言。
MX-30のメインマーケットと位置付けられていた欧州向けの生産が終了した事から今後の動向が気になっていましたが、日本仕様の今後に関係する話が出てきています。
今回取り上げるのはドイツのMX-30専用フォーラム「MX-30 Forum.de」に投稿された内容。
Jetzt ist es offiziell: Der MX-30 R-EV ist nur noch ab Lager erhältlich. Wir fahren also ein Sammlerstück!
Laut meinem Mazda-Händler wurden nur die Lieferungen nach Europa eingestellt, und für den Rest der Welt wird das Auto weiterhin produziert.
MX-30 R-EVの販売が在庫限りと正式発表されました。まさにコレクターズアイテム!
マツダディーラーによるとヨーロッパへの供給が停止されただけで、それ以外の地域向けは引き続き生産されるとの事です。
リンク先の投稿によるとドイツの販売店にもMX-30欧州仕様の生産・供給終了が通知されたようですが、投稿者は「他の市場向けは引き続き生産される」と販売店で教えてもらったとの事。
これを見る限りだと日本仕様の生産・販売はまだしばらく継続されそうですが、すでにMX-30が販売されてるのはほぼ欧州と日本だけだったで、欧州仕様が無くなると実質"日本専売モデル"という事になります。
(インドネシアマツダが昨年末にMX-30 EVモデル導入を正式発表しましたが、こちらは台数限定販売だった模様)
さらに、MX-30日本仕様に関してはRotary-EVの納期に関する案内が出ている事をTwitter(現:X)で紹介しましたが、その後情報更新された工場出荷時期目処によると「メーカー/マツダ販売店に在庫がある仕様以外は、"相当長い期間生産をお待ち頂き"ご希望の納期に対応できない場合がございます。」との事。
マツダ公式HPで"相当長い期間"というフレーズが使われた前例は記憶に無いので、ヘタすると年内も厳しいレベルなのでしょうか・・・?
生産・納車に期間が掛かる理由は不明ですが、マイルドハイブリッドモデルの納期は通常通りなのでRotary-EVシステムや関連部品の生産・供給が関係してるのかもしれません。
マツダ公式HPにMX-30 Rotary-EVの納期に関する案内が追加。
— taku2 (@taku2_4885) 2025年6月26日
機種によるみたいなのでパワートレインでは無く装備や部品供給絡みでしょうか・・・? pic.twitter.com/jp2rko5bjU
生産終了が報道された欧州仕様だけでなく日本仕様の行方も気になるMX-30ですが、Rotary-EVに関しては走行フィーリングの良さや、国内で販売されてるPHEVでTOPレベルのEV走行航続距離(107㎞)という魅力があるので、気になる方は早めにチェックしてみてください。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和7年12月26日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和7年3月31日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和7年12月26日まで受付予定)