そろそろワールドプレミアされる可能性が出てきている「次期CX-5」に関して気になったポイントがありました。
今年夏~秋にワールドプレミアされる可能性が高まっている次期CX-5ですが、今年入ってから国内外でテスト車両が複数回目撃されており、先日には"スッピン"の可能性がある画像もスクープ。


左:欧州で目撃されたテスト車両、右:"スッピン"の可能性がある画像 (画像 motor1.com、COCHESPIAS)
これまでにも画像を見ながら次期CX-5の中身を予想(妄想)してきましたが、改めて画像をチェックすると見落としていた部分があったので紹介したいと思います。
今回注目したのは次期CX-5と思われるテスト車両の"給油口"




現行CX-5の給油口は角が丸められた"四角形"ですが、次期CX-5と思われるテスト車両は給油口が"丸型"でした。
初代CX-5から始まった第6世代商品群モデルは全ての車種が丸型の給油口でしたが、現行CX-5では四角形の給油口へ変更されて、現在はラージ商品群SUV4車種とCX-50も四角形の給油口を採用。
その中でもCX-5とラージ商品群SUVは2018年頃から欧州向けのディーゼルエンジン【直4 SKYACTIV-D 2.2】【直6 e-SKYACTIV D3.3】に尿素SCRシステムを採用開始して、AdBlueの補充口を給油口の横に配置したのが理由です。
(一時期販売されていた北米仕様のディーゼルモデルも尿素SCR採用)


テスト車両の給油口だけで判断するのは早計かもしれませんが、丸形の給油口でAdBlueの補充口を設けるのは無理そうなので、次期CX-5欧州仕様にディーゼルエンジンモデルを設定するには補充口の移設やエンジン改良の必要性が出てきます。
ただ、欧州では次期CX-5にディーゼルエンジンモデルを設定しない噂や報道が出ている事や、マツダが今後ディーゼルエンジンを直6へ集約する方針を示している事を考えると、SKYACTIV-D 2.2にさらなる改良を加える可能性はかなり低そう・・・。
MAZDA6欧州仕様のようにラゲッジスペース下へAdBlue補充口を設けた前例もありますが、MAZDA6の場合はフルモデルチェンジせずに欧州の排ガス規制に対応させる事情があったので、もし次期CX-5欧州仕様にディーゼルエンジンを用意するなら四角形の給油口を継続するはず。
今年の改良で欧州仕様のみ尿素SCRが追加されたSKYACTIV-D 2.2。
— taku2 (@taku2_4885) 2018年12月23日
MAZDA6(アテンザ)の場合、AdBlueの注入口はリアトランク下に備わってる模様。 pic.twitter.com/YG1q29Tjak
これらの点から次期CX-5欧州仕様にディーゼルエンジンモデルが設定される可能性はほぼ無さそうな状況と言えますが、これによってCX-5のディーゼルエンジンモデルを販売する市場がさらに減るので、開発や認証取得コスト等の都合から日本仕様にディーゼルエンジンモデルを用意するハードルはかなり高そう・・・。
加えてSKYACTIV-D 2.2を搭載している車種もほぼCX-5だけになってるので、さらにハードルは高そうですね・・・。
次期CX-5のパワートレインに関しては次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-Z」や「新型ストロングハイブリッド」の搭載が予告されていますが、日本はディーゼルエンジンの人気が根強いので実際はどうなるのか気になるところ・・・。
欧州では今月末~来月初旬にワールドプレミアの噂も出てきてるので、マツダからの発表に注目ですね。
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