つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

マツダの次世代ラージ群登場までの日本市場の動きを想像してみる。

導入開始時期が2022年度まで遅れる事になったマツダの次世代ラージ群車種。

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(画像 NetCarShow.com)

ラージ群登場までの期間に関する記事があったので、改めて今後の日本での動きを想像してみました。

 

 

想像するきっかけになったのはこの記事。

 

同じ記事の海外向け(こちらは全文チェック可能)

 

リンク先では・・・

マツダが日本国内で新車の空白期間に入った。2023年3月期(2022年度)に投入する「ラージ」と呼ばれる大型車まで、主力車種で新車は導入されない見通し。

2021年3月までにブランド初の量産電気自動車MX-30の注文を開始する予定だが、関連サプライヤーによると多くは製造されず販売台数にあまり貢献しないだろうとの事。

このような内容が書かれていました。

日経の記事によく書かれてる関連サプライヤーって出所が怪しいイメージですが・・・(笑)

 

次世代ラージ群モデルが遅れる事が報じられた昨年秋にも今後のマツダ車のスケジュールを予想しました。

その後いくつか新たな情報や噂も出たので、今回は次世代ラージ群モデル登場までの日本市場の動向を想像してみようと思います。

 

 

CX-3の改良・フルモデルチェンジの可能性?(2020年)

 欧州一部地域では今年夏にCX-3が改良される事を予告しています。

現時点で分かっているのは「気筒休止システムを搭載した新しい2.0L FF 121馬力のガソリンエンジンのみの設定になる」という点のみ。

今のところ搭載エンジンの変更程度というのが有力ですが、オーストリアマツダは”世代交代”という表現をしているので内外装の大幅改良・フルモデルチェンジという可能性もゼロでは無いかも?

問題は日本でも改良後のモデルを販売するのかという点ですね。

 

 

〇MX-30、日本でも発売(2020年度中)

これは今年の年頭挨拶で丸本社長が明言されてるので確実。

ただ、気になるのは国内マツダ売店に今のところほぼ無いと思われる充電設備を設置するのが大変だと思われる点。

さらに「Well-to-Wheel」を提唱しているマツダが火力発電の割合が高い日本でピュアEVを売るのは正直違和感も・・・。

 

そこで頭に浮かぶのが昨年5月に日刊工業新聞が報じたこの記事。

発電用ロータリーが2021年以降に遅れる記事ですが、最後に・・・

レンジエクステンダーを使わないピュアEVや、同じスポーツ多目的車(SUV)の車体を使ったエンジン車は、予定通り20年の発売を目指す。」

 ピュアEVだけでなく通常のエンジン搭載仕様も出すとしたら、先に触れた気になる点もほぼ解決できる気も・・・

発売時期によっては発電用ロータリー搭載のレンジエクステンダーを日本へという事もあるかもしれません。

日本ではCX-3後継扱いという事もあるかも?

 

 

〇次世代ラージ群採用予定車種の大幅改良(2020年~2021年くらいにかけて?)

これも藤原副社長が池田さんの取材で明言されてるので順次発売すると思われます。

車種によってはフルモデル級の改良範囲になるかも・・・?

 

MAZDA6に関してはつい最近、米国CARBでようやくSKYACTIV-D 2.2搭載仕様の認証を取得、現地での発売へ一歩前進したと思われます。

北米でSKYACTIV-D 2.2搭載車を発売するタイミングで大幅改良をグローバルで実施という事もあるかもしれません。

 

 

〇MAZDA3・CX-30商品改良(SKYACTIV-G 2.5ターボ追加も?)

これは本当に噂レベルですが年末年始に情報が出ていました。

2.5ターボが出てくれたら嬉しいところですが現状では北米向け優先の可能性が高いでしょうか?

グローバルでは商品改良が定期的に行われるでしょうね。

 

 

ロードスター大幅改良?

少し前にニュルブルクリンクでテスト車両が目撃されてるので2022年度までには実施されるそう・・・?

 

 

〇MAZDA2フルモデルチェンジ?

2018年の時点でデザインTOPの前田さんがモデルライフ延長を証言。

昨年秋にフェイスリフトを含む大幅改良が実施されたのでしばらく現行モデルのままだと思われますが、ラージ群モデル登場直前くらいにフルモデルチェンジする可能性も?

 

 

2022年度までの日本市場で想像が浮かぶのは以上です。

あくまで素人の好き勝手な想像ですが(笑)

 

新型車は「MX-30」

少しでもフルモデルチェンジの可能性があるのは「CX-3・MAZDA2」

こんな感じでしょうか・・・。

CX-3とMAZDA2の可能性は低めなのでやはりラージ群モデルが登場予定の2022年度までは大小問わず改良モデルが販売の鍵になりそうです。

ただ、藤原さんのコメントを見るとラージ群採用候補車種の大幅改良がフルモデルチェンジ並みの内容になる可能性も・・・。

その場合はマーケットへの訴求力も新車登場に近いレベルで期待できるかもしれません。

 

マツダも空白期間と言われる時期の対策を考えてはいると思うので積極的な動きを期待したいですね♪