次世代に向けた動きが少しずつ本格化し始めてるように見えるマツダですが、オーストラリアメディアがラージ群モデルを中心に気になる内容を報じています。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「wheels」の記事。
リンク先ではラージ群第一弾モデルを”CX-50”と仮定した上で予想イラストを掲載していますが、マツダの今後に関する噂もかなり広範囲にわたって特集。
主に車種別に分けてピックアップしていきます。
〇ラージ群第一弾モデルについて(wheelsは”CX-50”と想定)
・CX-50はSUVクーペになる。
・今年後半に発表され、2022年前半にグローバルで発売開始。
・2種類の直6エンジン(3リッターガソリンターボ、3.3リッターディーゼル)
・「48Vマイルドハイブリッド」「8速AT」「FRとAWD設定」
・既存のSKYACTIV-G 2.5はプラグインハイブリッド用に採用。
・大幅に高価になる事に加えて、サイズは現行CX-5よりわずかに大きくなる。
・リアサスペンションはマルチリンク、一部グレードでは四輪操舵が採用される可能性も。
〇CX-50の派生車種について。
・2022年以降に「CX-8後継の3列SUVモデル(記事内では”CX-70”と想定)」「CX-9後継のフラッグシップ3列SUV(記事内では”CX-90”と想定)」が出てくる。
・MAZDA6後継に当たるモデルもCX-50と同じアーキテクチャーを採用する。
〇MAZDA2・MAZDA3・CX-3・CX-30などの今後について。
・8速AT・ハイブリッド・PHV・SKYACTIV-Xなどの幅広い展開と改善を進める。
〇CX-5の今後について。
・CX-30とCX-3の関係と同じように、CX-5はポジションを変えずにCX-50が補完的車種として追加される。
・CX-5は現在の車体サイズやプラットフォームを維持する。
・来年に現行型の大幅改良モデルが登場予定。
〇マツダとレクサスのセダンの関係性について。
・ラージ群アーキテクチャーはMAZDA6後継に加えてレクサスのミドルサイズスポーツセダンにも採用される可能性がある。
ざっと内容をまとめてみましたが、いかがでしょうか?
個人的には某スクープ雑誌に書かれてそうな内容もありつつ、かなり内容が詳細な部分もある印象ですね・・・。
僕もラージ群第一弾はSUVクーペでCX-5もしばらく現行モデルが継続されると予想していますが、ラージ群モデルに四輪操舵まで装備されると情報通り価格がかなり上がる事もあり得そうですね・・・。
ただ、マツダは常々高級ブランドは目指していないと公言しているので装備されるとしてもオプションや最上位グレードのみという事になるのでは?と想像しますが実際はどうなるのか・・・。
あと、来年に現行CX-5の大幅改良モデルが出るという噂も気になるところ。
現行CX-5は昨年に新世代マツダコネクトと大型ディスプレイ採用を中心とする商品改良を実施しましたが、さらなる大幅改良が来年行われるということでしょうか・・・?
可能性を挙げるなら藤原副社長が池田直渡さんの取材で証言していた「ラージ群モデルが遅れる代わりに、現行モデルに第7世代の技術を採用した改良を実施する」という件。
新世代マツダコネクトと大型ディスプレイは導入されたものの、車体構造はまだ手が入ってないので噂通り来年くらいの大幅改良で実施される可能性はあるかもしれません。
いろいろ妄想は膨らみますが、今回の記事も”あくまで噂”なので実際はどうなるのか楽しみですね。