今年後半に発売予定のマツダ車で注目度が高いMAZDA3ターボモデルとMX-30。
日本と同じ右ハンドル市場であるオーストラリアにおいてこの2車種が導入される可能性について特集している記事がありました。
まずはMAZDA3ターボモデルについて取り上げてる記事。
リンク先によると・・・・
・MAZDA3ターボモデルは現時点で北米市場向けの左ハンドル車しか正式発表されていないので、右ハンドル市場であるオーストラリアへ導入するアナウンスをする予定は無し。
・ただし、マツダオーストラリアではMAZDA3ターボモデルを導入するための”強い議論”を行っている。
オーストラリア市場ではつい先日、MAZDA3・CX-30のSKYACTIV-X搭載モデル導入を正式発表したばかりという事もあるのでMAZDA3ターボモデル導入に関して発表出来る具体的な情報は無いようです。
ただ、オーストラリアでは先代MAZDA3(アクセラ)時代からガソリンターボモデル復活を求める声が非常に多かった印象。
オーストラリアマツダも”強い議論”を行ってるとの事なので、日本市場と合わせて水面下で右ハンドルのMAZDA3ターボモデル導入へ動いてると嬉しいですね。
続いてはMX-30導入に関する記事。
リンク先によると・・・・
・MX-30をオーストラリアへ導入する時期は今年中盤に決まる予定だったが、新型コロナウイルスによる影響から数か月遅れる。
・ただし、決定した場合もレンジエクステンダー仕様はしばらく導入されない可能性が高い。
・理由として大都市であるシドニーやメルボルンではピュアEV仕様の方がメリットがある。
・オーストラリアは充電インフラに加えて政府からのEV購入インセンティブが不足しているので”挑戦的な市場になる”
CX-8の記事を書いたときにも少し触れましたが、オーストラリアはあれだけ大きな大陸にもかかわらず人口分布がかなり偏っている国で、国の全人口のほぼ9割がメルボルンやシドニー等の大都市圏で生活している状況。
なのでオーストラリアマツダ側もMX-30のような車種は航続距離よりも都市部を移動するセカンドカー的扱いに最適なピュアEVの方が適切と考えてるのかもしれません。
ただ、充電インフラやインセンティブが不足しているという話なので日本仕様と同様にM-ハイブリッド搭載モデルを導入するという可能性も考えられますね。
オーストラリアは日本と同じ右ハンドル市場という事もあって日本仕様のマツダ車と内容がリンクする場合も多いので今後も注目しておきたいと思います。