ピュアEVに加えて発電用ロータリーを採用したマルチxEV仕様も出ると噂されているMX-30。
このモデルの使用燃料に関する情報を見つけました。
今回の情報元はポーランドの自動車メディア「Autodziennik.pl」
ポーランドでMX-30が発売開始された事を取り上げてる内容ですが、記事の後半に気になる記述がありました。
リンク先によると・・・・
・マツダは発電用ロータリーエンジンを採用したレンジエクステンダー仕様のMX-30も導入予定。
・ポーランド向けの車両は使用燃料が「LPG(LPガス)」になる予定。
・登場した場合、世界で初めてLPガスを使用できるレンジエクステンダーEVになる模様。
マツダが発電用ロータリーエンジン採用の「マルチxEV」を発表した時に複数の燃料に対応する事が発表されていますが、その中にLPGも含まれていました。
ただ、マルチxEV採用モデルでガソリン以外の燃料を使用するという具体的な話は出て無かったのでなかなか興味深い情報です。
ちなみにポーランドでのLPガス需要を簡単に調べて見るとこのようなページが。
こちらでは2018年当時の資料でEU圏内のLPガスを中心とする「代替燃料車」の需要に触れられていますが、ポーランドは代替燃料車の販売比率が最も高い国との事。
さらに今後に関しても所得水準の関係でEVが早急に普及する可能性はかなり低く、代替燃料車の重要性は変わらないとも予測されています。
このように国や地域によってガソリン以外の燃料が使用されてる国がある事や今後の環境規制や主要燃料の変化という可能性まで考えると、複数の燃料に対応可能なロータリーエンジンの優位性がより強まります。
欧州のピュアEV仕様に続いて日本ではマイルドハイブリッド仕様がまもなく発売開始となるMX-30。
その次の展開であるマルチxEV仕様を早く見てみたいところですね。