IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のDPiクラスに参戦しているマツダモータースポーツ。
2021年シーズンは先の将来も見据える点から1台体制へ縮小することになるようです。
今回の情報元は北米モータースポーツ専門メディア「SPORTSCAR365」
「RACER」
日本の「auto sport」も取り上げています。
マツダモータースポーツのディレクターであるネルソン・コスグローブ氏がメディアの取材に答えています。
リンク先によると・・・・
・IMSAのマツダチームは現在2台体制だが、2021年シーズンは1台体制へ縮小。
・新型コロナウイルスによる影響もあるが、将来のLMDhプラットフォームの評価へリソースを集中させるため。
体制規模が縮小するのは残念ですが、参戦継続と将来のLMDhへ向けた評価を両立するにはやむを得ないのかもしれません・・・・。
「LMDh」はIMSAとWEC共通プラットフォームで、マツダ目線で言うと「同じマシンでルマン24時間レースへも参戦可能になる」という注目すべき内容。
ネルソン・コスグローブ氏によるとLMDhの評価はすでに開始しているとの事なので先の将来を見据えた一時的な規模縮小になるように期待したいところ。
2021年のドライバーラインナップに関してはオリバー・ジャービスとハリー・ティンクネルの2人がIMSA DPiを引き続きドライブ。
長距離のシリーズ戦のみジョナサン・ボマリートが参加。
77号車のドライバーだったトリスタン・ヌネスはマツダ・ブランドアンバサダーとマルチマティックのビークルダイナミクス担当になります。
新型コロナウイルス騒動もあってモータースポーツ関連はメーカー問わず厳しい状態ですがLMDh採用へ向けて最終的にいい判断だったと言えるようになって欲しいですね。