つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

2021年IMSA最終戦でマツダモータースポーツの「RT24-P 55号車」が総合優勝で有終の美を飾る。

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(画像 MAZDA MOTORSPORTS)

 

今年でIMSA・DPiから撤退を発表しているマツダモータースポーツチーム。

最後のレースとなる「IMSA2021年シーズン最終戦・プチルマン10時間レース」で総合優勝、見事に有終の美を飾りました。

 

マツダモータースポーツチームがIMSAからの撤退を発表した件について取り上げた記事。

IMSAに加えてルマン24時間を含めたWECにも参戦可能な新規定「LMDh」への参加が期待されていただけにかなりショックの大きいニュースでした・・・。

 

撤退発表後のセブリング12時間レースでも2位を獲得するなど好走を続けていましたが、ついに最終戦となる「プチルマン10時間レース」が開催。

「RT24-P 55号車」は"マツダファン"のサインがたくさん描かれた特別なカラーリングで最後のレースへ・・・。

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(画像 MAZDA UK)

決勝はフロントロー(2番手)でスタート。

一次はTOPから4周遅れにまで後退するものの、レース後半になるにつれて順位を上げてキャデラックやアキュラとTOP争いを展開していましたが、残り22分となったところでついにTOPへ浮上!

その後、キャデラックの追い上げに遭うものの見事に総合優勝を獲得。

IMSA最後のレースで有終の美を飾りました!

マツダモータースポーツ公式Twitterでは55号車のドライバー「ハリー・ティンクネル」「ジョナサン・ボマリート」「オリバー・ジャービス」3人からのメッセージも投稿されています。

まずは最後のレースで見事に総合優勝を獲得してくれたマツダモータースポーツチームの全てのメンバーに感謝の気持ちで一杯です。

 

マツダIMSAシリーズへの挑戦は初代RX-7時代からほぼ継続的に行われてきましたが、本格的にプロトタイプマシンで参戦開始したのは2014年の「LMP2 SKYACTIV-Dレーシング」から。

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(画像 MAZDA)

当初はSKYACTIV-Dを北米市場へ導入する際のPRという側面もあったと思われますが、北米市場へのSKYACTIV-D導入計画が延期された事で「LMP2 SKYACTIV-Dレーシング」による参戦も2015年で終了。

2016年からは英国AED社と共同開発した2.0L直列4気筒ターボ"MZR-2.0T"を搭載したマシンで参戦継続、2017年からは新しいIMSA・DPi規定に合わせて開発されたマシン"RT24-P"が投入されました。

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(画像 MAZDA MOTORSPORTS)

そして、マツダモータースポーツチームにとって大きなキーポイントとなったのが2017年7月に発表された「ヨースト・レーシング(Joest Racing)との提携」

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(画像 MAZDA MOTORSPORTS)

ルマン24時間やデイトナ24時間で数々を栄冠を獲得してきた"耐久王"とのタッグでチーム名はマツダ・チームヨースト」に。

ヨーストレーシングとのタッグは2020年3月で終了してしまいますが、マツダモータースポーツチームはこれをきっかけに大きく戦闘力を上げていきます。

〇2019年・ワトキンスグレン6時間レースでチーム初勝利。

マツダ・チームヨースト、IMSA初勝利を1-2フィニッシュで飾る | MZRacing

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(画像 MAZDA USA)

〇2020年1月・デイトナ24時間レースで総合2位。

マツダ・チームヨースト、デイトナ24時間レースで総合2位を獲得! - つらつらとMAZDA

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(画像 MAZDA USA)

〇2020年11月・セブリング12時間レースで総合優勝。

IMSAセブリング12時間レースでマツダRT24-P 55号車が総合優勝! 77号車も3位入賞。 - つらつらとMAZDA

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(画像 MAZDA USA)

1台体制になった2021年シーズンも各レースで好成績を挙げていましたが、ついに最大の目標だったデイトナ24時間レース総合優勝は惜しくも達成出来ぬまま参戦終了の時を迎えました・・・・。

 

このブログでも度々触れていますが、マツダ”世界三大耐久レース(ルマン24時間・スパ24時間・デイトナ24時間)”の中でルマンとスパは制覇済み。

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(画像 MAZDA UK)

総合優勝が狙えるレベルまで来ていた中で撤退してしまうのは本当に残念です。

マツダが最も重視している米国市場でモータースポーツのトップカテゴリーへ参戦する活動が無くなってしまうのも影響が無いのか気になるところ・・・。

ただ、まずはIMSA挑戦に関わった全ての関係者へ感謝を伝えたいと思います。

 

幸いなことに日本では来年からマツダ本体が深く関係する形でスーパー耐久へフル参戦する予定なのがまだ救いですが、マツダのプロトタイプマシンが一旦無くなってしまうのはかなり寂しいですね・・・。

今はただマツダがNEVER STOP CHALLENGINGの精神でデイトナ24時間レース制覇という"忘れ物"を早く獲りに戻ってくる事に期待・・・。

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(画像 MAZDA)