マツダのモータースポーツ活動で年明け恒例となったデイトナ24時間レース、今年は中盤まで苦しい展開でしたが終盤の驚異的な追い上げで3位入賞を達成しています。
マツダのモータースポーツ情報でおなじみ「MZRacing」さんも早速レポートを公開。
今年は1台体制(55号車)でシーズンを戦う事がすでに発表されています。
今年のデイトナ24時間レースはフロントローからスタートする予定でしたが、序盤からギアセレクトに問題が発生して後方発進に・・・。
[デイトナ24時間短信] 15:40に24時間レースが始まりました。フロントロウからスタートするはずだった55号車マツダRT24-Pはギアセレクトに問題が発生して後方発進となりましたが、10分後のフルコースイエローで7位に回復。その後6位に上がっています。 #Daytona24 #mazdaRT24p pic.twitter.com/AyTJVoC87V
— MZRacingJP (@MZRacing) 2021年1月30日
さらにピットロードでの速度違反ペナルティも受けて苦しい展開でした。
[デイトナ24時間短信] 1時間経過。55号車はスタートから40分後に最初のレギュラーピットイン。しかし、ピットレーンでの速度超過ペナルティを受けてドライブスルー。現在7位を走行中してます。ギアセレクトはそれ以後問題ないとのことです。#daytona24h #IMSA #mazdaRT24P またFCY発動中。 pic.twitter.com/ATK1yYRwe2
— MZRacingJP (@MZRacing) 2021年1月30日
その後は順調な走行を重ねるものの順位は6~7位のまま。
[デイトナ24時間レース短信] 17時間が経過。それでもまだ残り7時間あります。一時トップから3周差となったP6の55号車マツダRT24-Pですが、トップグループよりも速いペースで挽回中。現在2周差まで詰めました。気温が高くなる時間帯だけど、がんばれ、ハリー!! #daytona24h #IMSA #mazdaRT24P pic.twitter.com/DsuCrniBsI
— MZRacingJP (@MZRacing) 2021年1月31日
ただ、レース終盤驚異の追い上げでTOPのアキュラに迫る2位まで大躍進!
[デイトナ24時間レース短信] マツダファンの皆さん、信じられないことが進行しています。最大3周遅れとなっていた55号車が終盤にリードラップに追いつき、フィニッシュまで2時間となった時にFCYからのスーパーダッシュでP3へ。そしてその後、首位アキュラの直後のP2につけています。#imsa #daytona24h pic.twitter.com/zCQ8ofW24S
— MZRacingJP (@MZRacing) 2021年1月31日
最後は小林可夢偉さんがドライブするキャデラックに抜かれてしまいましたが何とか3位入賞。
[デイトナ24時間レース短信] 3ラップダウンから24時間目にはトップに5.5秒差の3位になるとは誰が予想できたでしょう。とっても悔しく惜しいレースでしたが、マツダUSAチームにはドラマチック賞を贈りたいと思います。みなさんも応援ありがとうございました。#imsa #daytona24h #MazdaRT24P pic.twitter.com/7hzgEHkf8n
— MZRacingJP (@MZRacing) 2021年1月31日
昨年の2位に続く3位入賞という事はスゴイ事に違いはありませんが、序盤のトラブルさえ無ければ・・・という思いの方が強いのでただただ悔しいのが率直な気持ち。
2021年はルマン24時間レース制覇からちょうど30年という節目ですし、マツダ101年目のスタートとして是非優勝して欲しかった・・・。
「来年こそ優勝を!」という気持ちをもちつつ、その先新たに導入されるLMDhをマツダが採用するのかも注目ですね。
マツダモータースポーツのドライバーであるオリバー・ジャービスもマツダがLMDh採用で挑戦し続ける事を強く願っているので吉報を待ちましょう。