つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

CX-30スペイン仕様が2021年モデルから全グレード「ECOラベル」認定に。

日本を含む各地域で発表されているCX-30 2021年モデル(商品改良モデル)

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(画像 スペインマツダ)

欧州では新たにスペイン仕様の情報が出てきています。

 

今回取り上げるのはスペインの自動車メディア「motor.es」

スペインマツダは2021年モデルをまだ正式発表していませんが、こちらの記事で一足早く詳細が掲載されています。

 

2021年モデルにおける改良内容はすでに取り上げたイタリア・オランダと同じです。

・SKYACTIV-XのスペックUP(180ps ⇒ 186ps)

・「e-SKYACTIV G」「e-SKYACTIV X」リアエンブレム追加。

・SKYACTIV-D 1.8搭載モデルの設定が無しに。

・黒色のダッシュボード内装追加。

・100周年特別記念車も引き続き選択可能。

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(画像 motor.es)

SKYACTIV-G 2.0 M-ハイブリッド(122ps仕様)

SKYACTIV-X 2.0 

選べるパワートレインは今のところこの2種類ですが、motor.esは後から150ps仕様のSKYACTIV-G 2.0 M-ハイブリッドも追加される見込みとの事。

 

SKYACTIV-D 1.8搭載モデルが無くなった事でマイルドハイブリッド車のみの設定になりましたが、これによってCX-30スペイン仕様は全グレード「ECOラベル」認定になりました。

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(画像 スペインマツダ)

これはスペイン国内で販売されている環境基準に適合した車に与えられるラベルで、ECOラベル付きの車を購入すると以下の優遇が受けられます。

これに加えて環境保護のために車両通行制限を行ってる都市部も制限無しで走行可能です。

ちなみに、MX-30 EV仕様のように「ZEROラベル」認定になると優遇範囲はさらに拡大。

(上記に加えて)

・登録税免除

・充電機を設置するためのインセンティブ

・都市部の駐車料金無料

これらはあくまでスペイン国内向けですが、欧州の他国でも同じような環境対応車への優遇処置が行われています。

都市部の車両通行規制は特に見かける機会が多いので欧州で電動デバイス搭載車の販売が増えてるのも納得です。

 

CX-30は欧州でも売れ筋のモデルなので全モデルECOラベル認定になったのは強みになるでしょうね。

兄弟車と言えるMAZDA3の2021年モデルはまだスペインで発表されていませんが、おそらく同じ設定になっていくと思われます。