今週新たに公開されたマツダが出願中の特許は11件。
その中から気になった内容を取り上げます。
まずは「等高歯ハイポイドギヤのホーニング加工方法及びホーニング加工装置」という題名の内容。
特開2021-74801 | 知財ポータル「IP Force」
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一枚目の図を見ると分かりますが「縦置きFRベースのAWD車」に関係する内容です。
〇資料に記載されている特許の目的
本発明の目的は、良好な歯当り状態の確保と仕上げ加工時間等のサイクルタイムの短期化とを両立可能な等高歯ハイポイドギヤのホーニング加工方法及びホーニング加工装置等を提供すること。
続いては「自動変速機の制御装置」という題名の内容。
特開2021-76188 | 知財ポータル「IP Force」
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こちらはハイブリッド車両のシフト装置や制御に関する内容ですが、説明文には”EVモード”というキーワードがあるので現行のマツダ車に採用されているマイルドハイブリッドよりさらに本格的な電動車両を視野に入っています。
プラグインハイブリッドも予定されているラージ群モデルや、ロータリーエンジンが発電だけでは無く駆動も担う形式になるという話が浮上しているマルチxEVを想定した内容かもしれませんね・・・。
〇資料に記載されている特許の目的
本発明は、非走行レンジでの車両停車中にアクセル開度が所定値以上の状態においてシフト位置が走行レンジへと操作された場合に、ドライバに与える違和感及び危険な車両状態の発生を抑制しつつ、自動変速機のレンジを適切に切り替えることが可能な自動変速機の制御装置を提供することを目的とする。
最後は「運転者状態推定装置および運転者状態推定方法」という題名の内容。
特開2021-77130 | 知財ポータル「IP Force」
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こちらは「運転支援システムのドライバーモニタリング」に関する内容です。
NDロードスターっぽい車両が描かれていますが、これはあくまで説明用でしょうね・・・(笑)
〇資料に記載されている特許の目的
運転者の異常を推定する方法として、車両の運転者の視線移動に基づいて該運転者の状態を推定する試みが行われている。具体的には運転者の視線方向及び自車両周辺を撮像する撮像手段より撮像された画像を取得すると共に、自車両周辺に存在する物体上の複数の点の各々の自車両を基準とする位置を特定する3次元位置情報を取得する取得手段と、運転者の視線先の目立ち度を計算する目立ち度計算手段と、目立ち度計算手段により計算された目立ち度に基づいて、運転者が目立つ部分に視線を向けた度合いと予め定めた閾値とを比較して、運転者の状態を判定する判定手段とを有する運転者状態判定装置が開示されている。
しかしながらこれらの手法では、例えば雨天走行時などの前方視界がクリアに得られない場合において、運転者が目立つ部分に視線を向けた度合いを必ずしも的確に求めることができず、このため、運転者の状態を精度良く判定できないおそれがある。
ここに開示された技術は、運転者の視線移動に基づいて運転者の状態を推定する場合に、雨天走行時などにおける推定精度を向上させることを目的とする。
今週気になった内容は以上となります。
来週以降も気になる内容があれば取り上げていきたいと思います。