導入開始となる2022年が近づくにつれて様々な噂が出ているマツダのラージ群モデルですが、一部メディアで報じられている次期CX-5に関する噂をマツダ関係者が否定したようです。
(TOP画像は現行CX-5)
今回取り上げるのは米国の大手自動車メディア「CAR AND DRIVER」の記事。
リンク先によると・・・
ここ最近、オーストラリアを中心に複数のメディアが”直6エンジンとFRアーキテクチャー採用の次期CX-5が2022年に登場”という内容を報じているが、マツダ(おそらく北米マツダ)からCAR AND DRIVERへ送られてきた声明には「それらの報道は正しくない」と記述されていた。
今回このような形でマツダから声明が送られてくるきっかけになったのは、オーストラリアメディア「Carsales」が7月8日に報じたこちらの記事。
主にオーストラリアマツダの担当者が「ラージ群アーキテクチャーを元に登場するモデルはSUVの優先度が高い」と証言した事を取り上げた内容ですが、この記事をきっかけに何故か”ラージ群第一弾モデルはCX-5”と解釈されて複数のメディアで報じられたようです・・・(苦笑)
〇Autoevolution(7月9日付けの記事)
〇motor1.com(7月10日付けの記事)
〇Paultan.org(7月12日付けの記事)
マツダがこれらの報道を否定する声明をわざわざ送ったという事は、少なくとも2022年に登場予定のラージ群モデル第一弾が次期CX-5という可能性はかなり低くなったと思われますね・・・。
個人的にもこれまでチェックしてきた情報や「マツダの最量販車種であるCX-5のモデルチェンジは相当慎重に行うはず・・・」という推測からラージ群第一弾モデルは「新型車(SUVクーペ)」と予想。
さらに一部メディアでは「ラージ群第一弾モデルは”CX-5に近いサイズ”のSUV」や「CX-5は来年大幅改良を実施して現行モデルを継続」という噂も出てきています。
CX-5もいずれはラージ群アーキテクチャーを採用して次期型へフルモデルチェンジすると思いますが、しばらくの間はラージ群第一弾SUVと大幅改良された現行CX-5を同時に販売してもう少し先のタイミングで次期型が登場という流れになる可能性が高いと推測します。
今後も様々な情報を取り上げつつ正式発表を楽しみに待ちたいと思います。