日本と欧州で正式発表されたMAZDA2 2021年商品改良モデル(2022年モデル)では圧縮比が大幅に高められたSKYACTIV-G 1.5が注目ポイントですが、日本仕様と欧州仕様でエンジンカバーに違いがある事について取り上げたいと思います。
〇日本仕様の2021年商品改良モデルに関して取り上げた記事。
〇欧州仕様の2022年モデルに関して取り上げた記事
SKYACTIV-G 1.5の圧縮比が大幅に高められた事が大きな注目点の一つでした。
マイルドハイブリッドの有無と圧縮比の違い以外は同じ改良点となっています。
・圧縮比:日本仕様は12⇒14へ、欧州仕様は13⇒15へ。
・欧州仕様は国によってマイルドハイブリッド有りと無しの仕様が存在。
その中で今回取り上げるのは「エンジンカバーの有無」
すでに一部メディア等でも取り上げられていますが、日本仕様の高圧縮版SKYACTIV-G 1.5はエンジンカバーが未装着となっています。
このMAZDA2 2021年商品改良モデルのエンジンルームの写真は”クルマの魅力を伝える試乗ブログ”「やっぱりクルマが好き」を運営され、Twitterでも交流させていただいてる”togari”さんから許可を得て掲載させていただきました。
メーカー問わず現場取材にこだわった記事を公開されているので是非一度チェックしてみてください♪
〇LOVECARS!TV!(動画内8:00頃からエンジンルームについて触れています。)
当初はコストダウンやエンジン上部に銀色の物体(制御系パーツ?)が新たに追加された事でエンジンカバーが取り付け出来なくなったのでは?と想像していました。
ところが、昨日英国マツダが公式Twitterで公開したMAZDA2 2022年モデルの公式画像をチェックすると・・・。
「SKYACTIV-G」と刻印されたエンジンカバーの画像が公開されていました。
英国仕様は圧縮比が15に高められたSKYACTIV-G 1.5のみなので間違い無いはず・・・。
従来のSKYACTIV-G用エンジンカバーと比較するとデザインがやや異なる事とに加えて、マツダエンブレムとSKYACTIV-Gロゴが未塗装になっています。
圧縮比とマイルドハイブリッドの有無以外は日本仕様と同じ改良内容なので先に触れたエンジン上部の銀色の物体(制御系パーツ?)に合わせて新しい形状のエンジンカバーが開発されたと思われます。
あくまで素人の想像ですが、欧州仕様でエンジンカバーが装着されてるのは現地の法規・レギュレーションに対応するためかもしれませんね。
(衝突時の歩行者保護や騒音規制とか・・・)
個人的には日本仕様でもエンジンカバーがある方が嬉しいところですが、何か他に事情があるのでしょうか?
このあたりは機会があれば一度調べてみたいところですね・・・。