つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

ロードスターに採用された「Kinematic Posture Control(KPC)」は開発に5年程度かけられているとの情報。

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(画像 MAZDA)

 

ロードスター 2021年商品改良モデルで大きなポイントと言える「Kinematic Posture Control(KPC)」ですが、この制御システムはかなり長い期間をかけて開発されているようです。

 

今回取り上げるのは自動車評論家である小沢コージさんのYouTubeチャンネル「小沢コージのKozziTV」に投稿された動画。

自動車研究家の山本シンヤさんを招いてロードスター2021年商品改良モデルについて解説する内容ですが、動画の14:15頃から山本シンヤさんがこのような内容を話されていました。

(Kinematic Posture Controlの開発は)5年くらいかけてやっていたみたいです。

約5年前だと2016年~2017年初めと推測されますが、NDロードスターは2015年春から発売開始されたのでかなり初期の段階から開発は行われていた事になります。

2016年~2017年初め頃だとちょうどロードスターRFも発売開始されてND型の市場導入がひと段落したくらいでしょうか・・・?


現在ロードスター開発主査を務めている斎藤茂樹さんは、就任当初の2019年に自動車雑誌driverの取材に対して「GVC導入も考えているが干渉してしまう場面もあるので違和感があるうちは導入しない」と回答されていました。

あくまで推測ですが、開発初期段階ではGVCを導入しようとしていたものの、違和感が出るのでロードスターにより最適なシステムとして「Kinematic Posture Control(KPC)」を開発したという流れと推測されます。

 

「Kinematic Posture Control(KPC)」はニュルブルクリンク等でもテスト走行を実施している事に加えて、サスペンションやタイヤを交換しても大丈夫なように開発されているとの事なので早く実際に走りを試してみたいところですね。