ロードスターへ新たに採用された「Kinematic Posture Control(KPC)」に関する内容をこのブログでも随時取り上げていますが、新たに販売済み車両へのアップデートサービスも検討されているという情報を見つけました。
今回取り上げるのは自動車雑誌「ENGINE」のWEB版に掲載されたこちらの記事。
KPCに関する内容を中心にロードスター2021年商品改良モデルが取り上げられていますが、その中でこのような一文が・・・・。
(KPCは)既存のブレーキ制御の電子制御プログラムを変更しているだけなので、重量が一切増加していないのも利点だ。
なお、すでに販売済みのクルマへのプログラム更新サービスを検討しているという。
マツダではすでに販売済みの車両を対象にしたプログラムアップデートサービス「MAZDA SPIRIT UPGRADE」が展開されていますが、ロードスターでも同様のサービスを検討しているとの事。
KPCは制御プログラムのみ変更したシステムなので可能性が浮上しているのだと思います。
さらに、中国新聞が今年9月に掲載した記事によるとマツダはサービス対象車種を増やす方針でいるようなので実現する可能性は十分考えられそうです。
現時点でMAZDA SPIRIT UPGRADEの対象車種は第7世代モデルの「MAZDA3・CX-30」のみですが、次にロードスターで実施されると第6世代モデル初の対象車種となります。
あとはアップデートプラグラムの価格と工賃がどれほどになるのかがポイントでしょうか・・・?
KPCに関してアフターパーツへの交換も考慮している事やテスト走行や開発期間を見てもかなり力が入ってるシステムだと思われるので、改良モデルと合わせてアップデートプログラム提供の行方も注目ですね。