現代の自動車でほぼ必須になってきているコネクティッドサービスですが、マツダが公開している車種別サービス情報をチェックしてみました。
マツダのコネクティッドサービスは新世代マツダコネクト初採用の現行MAZDA3を皮切りに対応車種が順次増えてきていましたが、昨年はロードスター・MAZDA2・CX-3も改良に合わせて対応。
唯一初代マツダコネクトのままになっているMAZDA6も今年春で国内仕様が生産終了する事から、国内で販売されるマツダ車はMAZDA2の一部グレード以外新世代マツダコネクト標準搭載となりますが、偶然マツダ公式HPで公開されている車種別コネクティッドサービス一覧を見るとちょっと興味深い内容になっていたので紹介したいと思います。
〇マツダ公式HP・コネクティッドサービス専用サイト
こちらは2024年1月時点の車種別サービス一覧表ですが、今回注目したのは「CX-5」「MAZDA2」「CX-3」
新世代マツダコネクトが搭載されたばかりのMAZDA2・CX-3は「バーグラアラーム通知(オレンジ枠)」と、車載通信機経由でソフトウェアを更新可能な「ソフトウェアアップデート機能(赤枠)」が未対応。
さらにCX-5も昨年秋の商品改良モデルからソフトウェアアップデート未対応に変わっています。
同じ第6世代商品群モデルでもAmazon Alexaやオンラインナビまで対応させてきたロードスターとはかなり対照的な状態ですね・・・・。
その中でソフトウェアアップデート未対応という事から考えられる状況を挙げると・・・。
①:マツダコネクトのバージョンアップは?
車載通信機を通じたソフトウェアの更新(バージョンアップ)に対応していないという事は、今後新しいソフトウェアバージョンが出たとしても販売店へ出向いて更新をする必要性が考えられます。
ただ、CX-5が昨年の商品改良モデルからわざわざ未対応へ変わった状況を見ると、今後新しいソフトウェアが提供される可能性が低くなってくるかもしれませんね・・・。
②サイバーセキュリティー法規に対応していない?
昨年のロードスター大幅商品改良で話題になったサイバーセキュリティー法規(UN-R155・UN-R156)ですが、他に対応済みのマツダ車は「MAZDA3」「CX-30」「CX-60」
その一方で「MAZDA2」「CX-3」「CX-5」は今のところ対応した情報がありません。
日本ではまだ対応期限まで猶予がある一方で、欧州では7月から継続生産車を含むすべての車両が法規対象になるので、欧州で販売されている「MAZDA2」「CX-5」も法規対応させる必要性が出てきます。
ただ、この2車種に関しては欧州の一部地域で"販売終了"という噂や在庫限りの販売というお知らせが出ているのも気になるところ・・・・。
ソフトウェアアップデートとサイバーセキュリティーって関係深そうな印象もありますからね・・・。
〇ドイツ⇒販売店会議でMAZDA2とCX-5が生産終了に関する議題が出た・・・?
〇ベルギー⇒公式HPでMAZDA2とCX-5のみ"在庫限りの販売"という案内が登場。
現時点で一部機能に対応していない本当の理由は不明ですが、CX-5に関しては次期型が2025年に登場の噂が出ているので、モデル末期に差し掛かってるのかもしれません。
一方、MAZDA2・CX-3に関しては新世代マツダコネクトへ刷新したばかりなのに加えて次期型・後継モデルに関する具体的な情報や噂が出てきてないので、もうしばらく現行モデルを継続するのが有力でしょうか?
コネクティッドサービスの重要度は今後さらに増していくはずなので、AmazonAlexaやオンラインナビなどの新機能が今後ロードスター以外の車種にも展開されるのか楽しみですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。