つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

ドイツメディアが「CX-60」や「MX-30 ロータリーマルチxEV」の登場時期や仕様に関する記事を掲載、CX-60は2月末に初公開・・・?

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(画像 MAZDA EUROPE)

 

マツダにとって2022年はかなり重要な1年になる可能性が高いですが、早速ドイツの自動車メディアが2022~2023年頃までのマツダの動向に関する記事を掲載しています。

 

今回取り上げるのはドイツの自動車メディア「AUTOHAUS」が掲載したこちらの記事。

リンク先は「他メーカーとは異なるアプローチで商品展開を行っているマツダが今後どのようなモデルを導入するのか?」という内容。

具体的な時期や仕様についても触れられているので紹介したいと思います。

 

※これから取り上げる内容は「AUTOHAUS」独自の予想・推測が含まれてる可能性も十分あるのでいつも通り"あくまで噂"程度の感じでチェックしていただければと思います。

 

〇MX-30について。

・現在EVモデルのみだが2022年後半に発電用ロータリーエンジンを搭載したシリーズハイブリッドの"R-EVモデル"が登場予定。

・"R"はロータリーエンジンの略。

・魅力的な価格を実現させるためにバッテリー容量はEVモデルより少なくなる。

・バッテリーのみでの航続距離は約80kmで、発電用ロータリーエンジンを作動させるとさらに約500km増える。

これまでのところマツダは「発電用ロータリーエンジン搭載モデル(マルチxEV)を2022年前半から順次市場導入」と予告していましたが、今回の記事では少し先の2022年後半と書かれています。

ちなみに"R-EV"というフレーズはすでに日本でも商標出願されているのでこちらは量産モデルの正式名称になる可能性が高そうですね。

ロータリーマルチxEVモデルに関しては3種類の電動モデルが候補に挙げられていましたが、バッテリー容量をEVより少なくするという事は「プラグインハイブリッド」か「シリーズハイブリッド」になりそうです。

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(画像 MAZDA)

 

〇CX-60について

・ラージ群アーキテクチャー第一弾で4気筒エンジンとプラグインハイブリッドシステムを組み合わせた新型車「CX-60」を2月末に初公開する予定。

・2022年末には直6のSKYACTIV-D、2023年末には直6のSKYACTIV-Xが導入される予定で、どちらも48Vマイルドハイブリッド仕様となる。

・FRベース車でオプションでAWDも選択可能。

トランスミッションは新開発の8速ATで、プラグインハイブリッド・48Vマイルドハイブリッド両方のトランスミッションに"E-Maschine"が搭載される。

マツダが開発したトランスミッションは油圧式トルクコンバーターではなく、油圧式クラッチを採用しているのが特徴。

プラグインハイブリッドのEV航続距離は約60kmと言われている。

CX-60のワールドプレミアに関しては日本でも2月という噂が浮上していますが、今回の記事には"2月末"というより具体的な時期が記載されていました。

やはり正式発表のタイミングはかなり近づいてると見て良さそうですね。

環境規制や税制・補助金の関係から欧州向けのCX-60はプラグインハイブリッドの優先度が高いようですが、2つの直6エンジンの導入時期に関する記述は中々気になるところ・・・。

日本では逆にプラグインハイブリッドが遅れて登場という噂が出ているので、生産キャパなどの兼ね合いもあるのでしょうか?

(日本で浮上したCX-60の噂に関して取り上げたブログはこちら)

トランスミッションに関する記述も気になるところですが、マツダがここ数年出願してきた縦置き用ATに関する特許では「トルクコンバーター"レス"」になっている内容が多かったので従来の横置き用とは違う秘密があるかもしれませんね・・・。

(特許の一例)

 

これ以外では・・・

・7人乗りのラージ商品群SUV「CX-80」は2023年に登場予定でパワートレインはCX-60と同じと見られる。

・CX-50・CX-70・CX-90は主に北米向けのSUV

・ヤリスハイブリッドのOEMモデル「MAZDA2 Hybrid」は今年春から発売開始予定。

今回取り上げた記事で気になったポイントは以上となります。

今回取り上げた内容は欧州市場における話である事に加えて、いつも通り現時点では"あくまで噂"ではありますが、マツダにとって2022年は重要なモデルの発表が控えてる一年である事は間違いですね。

日本仕様で導入時期や仕様に違いが出てくるのか今後の情報にも注目しておきたいところです。