今年春の発売開始に向けた動きが着々と進んでいるマツダの北米向け新型SUV「CX-50」ですが、カナダの自動車メディアが燃費に関する情報を取り上げています。
今回取り上げるのはおなじみの海外フォーラム「Reddit.com」に投稿されたこちらの内容。
フォーラムに参加してるユーザーがCX-50の燃費に関する記事を紹介しています。
リンク先で紹介されてるのは、カナダの自動車メディア「Motor Illustrated」の記事。
どうやらCX-50カナダ仕様の燃費に関する情報を入手したとの事。
(カッコ内はリッター換算数値)
〇SKYACTIV-G 2.5 NA(気筒休止システム付き)
・市街地・・・・9.7 L / 100 km(約10.3km/L)
・高速道路・・・・7.9 L / 100km(約12.6km/L)
・総合・・・・8.9 L / 100km(約11.2km/L)
〇SKYACTIV-G 2.5 ターボ
・市街地・・・・10.4 L / 100km(約9.6km/L)
・高速道路・・・・8.1 L / 100km(約12.3km/L)
・総合・・・・9.4 L / 100km(約10.63km/L)
情報元が書かれていないのは気になるところですが、かなり具体的な数値なので信憑性は高そうですね。
ちなみに、今回取り上げた記事によると「同じパワートレインが選べる"CX-5 2022年モデル"より僅かではあるが燃費がいい」との事。
参考までにカナダ仕様のCX-5 2022年モデルの燃費(カッコ内はCX-50との差)
〇SKYACTIV-G 2.5 NA(気筒休止システム付き)
・市街地・・・・9.9 L / 100 km(+0.2 L)
・高速道路・・・・7.9 L / 100km(±0)
・総合・・・・9.0 L / 100km(+0.1 L)
〇SKYACTIV-G 2.5 ターボ
・市街地・・・・10.8 L / 100km(+0.4 L)
・高速道路・・・・8.7 L / 100km(+0.6 L)
・総合・・・・9.8 L / 100km(+0.4 /L)
CX-50の車体サイズはCX-5より一回り大きくなると公表されているにも関わらず、僅かながらでも燃費が良くなっているのは中々興味深いところ・・・・。
CX-5より燃費がいい理由としてまず考えられるのは「CX-50は北米向けのマツダ車で初めて"i-STOP(アイドリングストップ)搭載車"になる」という点。
日本ではすでに当たり前の装備になっているi-STOPですが、北米向けのマツダ車にはこれまで採用されていませんでした。
ただ、SKYACTIV-G 2.5ターボ搭載モデルはi-STOPとの関係性が薄い高速道路の燃費まで改善されているのでこれ以外にも何か理由がありそうですね。
i-STOPやハイブリッド以外で考えられるのは「i-ELOOP(減速エネルギー回生システム)」や「CX-50に合わせてATのギア比改良」などが頭に浮かびますが・・・。
車両価格やグレード構成もまもなく公開される可能性が高いのでこのあたりも合わせてチェックしたいところですね。