マツダのラージ商品群第一弾モデル「CX-60」ではマツダ初となる技術や機能が多く採用されていますが、今回はフル液晶メーターに関する内容を紹介したいと思います。
CX-60に関しては世界初披露から新たな技術や機能が多く採用されている事が随時明らかになってきていますが、今回取り上げるのは「フル液晶メーター」
マツダ初のフル液晶メーターという事からこのブログでも表示画面やグラフィックに関する内容を取り上げてきましたが、今回も新たなポイントを2つ見つけたので順番に紹介したいと思います。
今回取り上げるのはオーストラリアの自動車メディア「CarExpert」が公式YouTubeチャンネルへ投稿した動画。
ポルトガルで開催されたPHEVモデルの試乗イベントに関する動画レポートです。
ポイント①「メーターに表示される文字サイズは変更可能」
動画の9:43頃からこのような場面が・・・・。
中央の速度表示とその下にあるトリップメーターの文字が大きくなっています。
どうやら設定画面(おそらくマツダコネクトのディスプレイで選択)で文字サイズを変更可能で、動画に出演されているPaul Maricさんも「私の父のように視力が良くない人にとって優れた機能」と紹介しています。
モードを変えると文字サイズやフォントも一緒に変わる液晶メーターはよく見かけますが、モードはそのままに"文字サイズのみ"を変える事が出来るのは中々細やかな配慮ですね。
他メーカーでも備わっているのでしょうか・・・?
ポイント②:加速時のメーターグラフィック
動画の16:37頃から映ってるメーター画面を見ると・・・・。
こちらはPHEVモデルでノーマルを選択している時のメーター画面ですが、メーターの針が進んだ後の部分が紫色の残像として表現されています(CHARGEのみ青色)
このブログではスポーツモード選択時のメーターグラフィックもこれまで一部取り上げましたが、今回の動画に映ってる場面で比較してみると・・・。
残像が残るグラフィックは似ていますが、スポーツモードの場合は針の両側が明るくなっています。
CX-60ではさらに「オフロードモード」「EVモード(PHEVのみ)」「トーイングモード」が用意されていますが、こちらでもグラフィックが細かく差別化されているかもしれませんね。
ちなみに、日本で一足先に開催されたプロトタイプ試乗会ではフル液晶では無いメーターが装備された車両もありましたが、こちらもCX-60独自の表示画面などがあるのか気になるところです。