トヨタとマツダが合弁で立ち上げた米国・アラバマ州の新工場ですが、工場を運営するMazda Toyota Manufacturing, U.S.A.(MTMUS)の相原真志社長が近況と今後の生産車種に関して取材に答えています。
アラバマ州の新工場は昨年10月にカローラクロス、今年1月末にCX-50の生産が開始。
段階的に生産ラインの稼働が本格化していますが、工場を運営するMTMUSの相原真志社長が今月初めに行われた報道陣向けの工場公開に合わせて取材に答えています。
〇中国新聞
〇日経新聞
リンク先によると・・・・。
・ただし、半導体不足などの影響で増産に制限が掛かっている。
・相原真志社長は「フル稼働の目標時期を話せる状況ではない。まずは安定操業を目指す」と話した。
どうやら現在生産されているのはCX-50だけでなくカローラクロスも含めてガソリンエンジン車のみのようですが、数年内にハイブリッド車の生産も開始する予定のようです。
マツダは2020年11月の時点ですでに「米国新工場で生産する新型SUVにTHSを搭載して販売予定」と公表していたのに加えて、CX-50正式発表のニュースリリースでも「数年内にハイブリッドモデルも投入予定」と予告していたので、今回の記事に出ていたのもCX-50のハイブリッドモデルがほぼ確実です。
ただ、数年内というニュアンスなので今後の状況次第では2023年よりさらに先となる可能性もあるのかもしれませんね・・・。
マツダによると、米国新工場は現在昼間だけ操業を行ってる状況で今後は夜勤も開始する方針のようですが、昨今の半導体不足もあるので、増産やハイブリッド車の生産開始時期も先が読みにくい状況だと思われます。
4月から販売開始されたCX-50は届いた車がすぐに売れてしまうくらいに大きな反響を集めているようなので、できる限り早いタイミングで在庫不足が改善されるのを願うのみですね・・・。