つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

長安マツダが「CX-50を中国市場へ投入する」と現地の販売店へ正式に公表した可能性が浮上。

(画像 MAZDA USA)

北米で販売開始されてから高い人気を集めている「CX-50」ですが、以前から噂が出ていた中国で販売される可能性に関して新たな情報が出てきました。

 

「CX-50」に関しては当初北米市場にフォーカスした新型SUVと公表されていましたが、今年春ごろから「中国でも販売される?」という噂が浮上。

中々具体的な噂だったので動向が気になっていましたが、ここにきて新たな情報が出てきています。

 

 

今回取り上げるのは中国の自動車メディア「autohome.cn」にある情報交換用フォーラム。

リンク先ではプレゼンテーション資料と思われる写真が6枚投稿されており、1枚目の写真を見ると"CX-50 商品紹介"に続いて大きな文字で「CX-50 中国市場投入(自動翻訳)」というタイトルが。

さらにCX-50開発主査として小澤裕史さんの名前も紹介されています。

それ以外の資料で紹介されている新機能や仕様は北米で販売されている車両とほぼ同じですが、いくつか内容をピックアップすると・・・・。

〇ボディカラーは7色

・ソウルレッドクリスタルメタリック

・マシーングレープレミアムメタリック

・ポリメタルグレーメタリック

・ジェットブラックマイカ

・スノーフレイクホワイトパールマイカ(北米仕様には設定無し)

・ジルコンサンドメタリック(中国市場初導入)

・インゴットブルーマイカ(現時点でCX-50のみ設定されているカラー)

〇パワートレインは「SKYACTIV-G 2.5 NA(気筒休止システム付き)」でCX-5と同等の燃費性能を達成?

北米仕様に設定されているホワイト系のボディカラーは「ウインドチルパール」ですが、資料によると中国仕様では「スノーフレイクホワイトパールマイカ」が設定されるようです。

ウインドチルパールはCX-50と同じ米国新工場で生産されている「トヨタ・カローラクロス」と共用している色なので、このあたりは生産工場の違いが反映してる感じでしょうか?

リンク先に投稿されている内容によると、これらは長安マツダが現地の販売店向けに実施した研修会で公開された資料との事なので、情報通りならCX-50が中国でも販売される可能性は限りなく高まったと言えそうです。

さらに、信憑性は不明ですが別の投稿者からは「マツダコネクトは中国版」「ディスプレイは北米仕様より大きくなる」「11月17日に開幕する広州オートショーで実車が披露される」という内容も・・・。

 

 

ただ、マツダは2020年11月に「米国新工場で生産する新型SUV(=CX-50)にトヨタ製ハイブリッドシステム(THS)を搭載して販売予定」「中国市場でもTHS搭載モデル"を販売予定」という計画を公表済み。

https://www.mazda.com/globalassets/ja/assets/investors/library/result/files/pre20201109_j.pdf

(画像 MAZDA)

さらに中国ではCX-50のエクステリアに関する意匠も登録されています。

これらに加えて昨今のSUV人気も考えるとCX-50を中国でも販売するのはある程度理にかなっています。

THS搭載モデルは北米と同様に後から導入という線が有力でしょうか・・・?

 

 

いつも通り現時点では"あくまで噂"という状況ですが、かなり具体的な情報や噂が出てきてたので今後の動向に注目ですね。