つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

インドネシアマツダは2023年に5つの新型モデルを導入予定と公表、現地では半導体不足の影響でCX-3の納期が約1年との情報も。

来年以降の商品計画に関する話題が出てきているマツダですが、インドネシアマツダの関係者が現況と来年の計画について現地メディアへ証言しています。

 

 

今回取り上げるのはインドネシアの自動車メディア「KOMPAS.com」の記事。

リンク先ではインドネシアマツダ社長のRicky Thio氏へ取材した内容が掲載されていますが、その中でこのような一文が・・・。

インドネシアマツダは2023年に5つの新型モデルを発売予定で、そのうちの一つは電動化技術を採用したモデル。

・電動化技術を採用したモデルは2023年上半期に発売される。

5つの新型モデルというのは新型車だけでなく現行モデルの商品改良も含まれてるはずですが、2023年も様々な動きがあるようですね・・・。

Ricky Thio氏は先月の取材で「CX-60の直6マイルドハイブリッドモデルを2023年に導入予定」と証言していたので、電動化技術を採用したモデルというのはCX-60を指していると思われます。

さらに「2023年はハイブリッド車の販売に焦点を当てる」とも証言されていたので、残る4つのモデルもハイブリッド採用を含めた商品改良が中心となる可能性も考えられますね。

現在インドネシアで販売されているマツダ車でハイブリッドが選べるモデルは無いので、欧州や日本に続いて「MAZDA2」「MAZDA3」「CX-30」等にマイルドハイブリッドを採用する可能性が考えられますが、合わせて内外装デザインも含めた改良もあるのか気になるところ・・・。

インドネシア国内の全ラインアップ (画像 インドネシアマツダ)」

 

 

さらに「KOMPAS.com」はインドネシアマツダに関する記事をもう一つ掲載。

先に紹介した記事と同様にインドネシアマツダ社長のRicky Thio氏へ取材した記事ですが、こちらは半導体・部品不足の影響について質問した内容となっています。

リンク先によると・・・。

・現在も半導体や部品不足の影響を受けていて、インドネシアマツダの販売の約6割を占める「CX-3」「CX-5」の納期は特に掛かっている。

最も販売台数が多い「CX-3」の納期は約1年で、次に多い「CX-5」は約3か月。

インドネシアではCX-3のが最も売れ筋のモデルとなっている一方で、半導体や部品不足の影響で納期が約1年もかかる状況のようです。

CX-3は当初日本(防府)とタイで生産されていましたが、今年から日本生産分がタイとメキシコへ移管されたので、さらに納期が掛かる要因になっているのかもしれませんね・・・。

 

 

今回はインドネシアにおける動向を取り上げましたが、2023年に販売される新しいモデルは日本における商品改良と関係してくる可能性もあるので続報に注目しておきたいところです。