つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

2023年最初のブログで今年想定されるマツダの動向を予想、ラージ商品群SUVや発電用ロータリーエンジン採用の「MX-30 R-EV」に加えて東京モーターショーも期待。

(画像 MAZDA)

新年明けましておめでとうございます!

2023年最初のブログは例年通り今年想定されるマツダの動向に関しておさらいと予想をしてみました。

 

 

①「2023年に発表予定の新型モデル」

新年最初に登場が見込まれるのは、今月14日に開幕するブリュッセルモーターショーで正式発表される話が出ている発電用ロータリーエンジン搭載のプラグインハイブリッド「MX-30 R-EV」

これまで欧州マツダブリュッセルモーターショー公式HPで情報は公開されていませんでしたが、フランスマツダは昨日公開した新年を祝う動画で2023年に「CX-80」と「MX-30 R-EV」が登場する事を予告。

具体的な発表日時は今回も公表されていませんが着々とタイミングが近づいてると見てよさそうです。

 

続いて1月下旬頃にはラージ商品群第2弾となるワイドボディの3列シートSUV「CX-90」のワールドプレミアがほぼ確実。

現地の販売店スタッフであるJonathan Sewellさんによると「今月中旬に新たなティザー広告が解禁されて、1月31日にワールドプレミア予定」との事なので、正月休み明けすぐにも新たな情報や画像が解禁されるかもしれません。

さらにラージ商品群では「CX-70」「CX-80」も2023年内にワールドプレミアされる可能性が高まっていますが、ワイドボディの2列シートSUV「CX-70」に関しては北米とメキシコで夏~秋に発表される話が出ています。

一方、標準ボディの3列シートSUV「CX-80」も欧州で2023年後半に発表と予告されていますが、日本ではまだ具体的な情報が公開されていません。

日本はすでに「CX-8」が販売されているのに対して、欧州ではまだ3列シートSUVがラインナップされて無いので「CX-80」の導入は欧州優先で進められるかもしれません。

 

 

②「既存ラインナップの商品改良に関する予想」

〇MAZDA2

昨年目立った改良や仕様変更が無かったMAZDA2ですが、マツダ公式HPで12月中旬頃から公開されている工場出荷時期目途の一覧表で唯一「販売店へお問い合わせください」と案内されています。

Twitterでも少しずつ噂が出始めているのでそれほど遠くない時期に"何か"あるかもしれません。

 

CX-3

MAZDA2と同様に2022年は改良や仕様変更が行われなかったので今年は何か動きがあるかも?という期待も出てきますが、すでに生産がタイとメキシコへ移管されている事に加えて、インドネシア等の東南アジア地域では半導体不足の影響で納期が1年という報道も・・・。

そのような状況を考えると大きな改良が行われる可能性はやや低く感じるので、改良があるとしてもボディカラーラインアップの一部変更くらいになるのでは?と推測します。

 

〇MAZDA3

(画像 MAZDA)

昨年はe-SKYACTIV-G 2.0搭載モデル追加やグレード構成の変更が行われた「MAZDA3」は今年誕生20周年なのでMAZDA6に続いて記念車が発売されるのでは?と推測・・・。

ちなみに2023年はMAZDA3/アクセラの前身となる「ファミリア」の初代モデル誕生からちょうど60年目となる年でもあったりします。

それ以外ではSKYACTIV-Xのさらなるアップデートや内外装カラー変更の可能性も頭に浮かびますが、個人的には「MAZDA3 Bio Concept」に装着されているスポイラー類が販売される可能性についても気になっています。

海外メディアの記事によると検討はされてるみたいなので・・・。

 

〇CX-30

昨年はMAZDA3と同様にe-SKYACTIV-G 2.0搭載モデル追加やグレード構成の変更が行われた「CX-30」ですが、2019年に発売開始されてから内外装デザインの変更はまだ実施されていません。

今年は発売開始から4年という事も考えるとそろそろ"大幅改良"という事もあるかもしれませんね。

ここ最近マツダSUVモデルはスポーツ系とアウトドア系でキャラクター分けを明確にする流れがありますが、CX-30でも同じ手法が採られるのか気になるところ・・・。

 

〇MX-30

(画像 MAZDA)

昨年10月に登場以来初の商品改良が実施された「MX-30」ですが、序盤でも紹介した発電用ロータリーエンジン採用のプラグインハイブリッド"R-EV"の日本導入がどうなるのか注目。

欧州マツダは以前から度々導入を予告しているのに対して日本ではほとんと情報発信されてないので発売時期など不明な点が多いですが、出来る限り早い時期に日本でも発売されるのを期待したいです。

MX-30自体の商品改良が実施される可能性はやや低いですが、細かな仕様変更程度はあるかもしれませんね。

 

CX-5

(画像 MAZDA)

昨年はロジウムホワイトプレミアムメタリック追加と一部装備の刷新が行われた「CX-5」ですが、欧州仕様のSKYACTIV-G搭載モデルはCX-5初のマイルドハイブリッドを新たに採用。

現時点では欧州仕様のみですが、カナダマツダも「クロスオーバーの中核となる2車種にマイルドハイブリッドを採用予定」と公表しているので、CX-5北米仕様にもマイルドハイブリッド搭載モデルが登場する可能性が高まっています。

これらの点から日本仕様のガソリンエンジン搭載モデルもマイルドハイブリッドが採用されるかもしれませんね。

 

CX-8

(画像 MAZDA)

CX-8に関しては昨年11月に大幅商品改良が正式発表されたので2023年はおそらくほぼ現状維持と推測・・・。

改良があるとしてもボディカラーラインアップの変更くらいだと思いますが、もし実施された場合にアーティザンレッドプレミアムメタリックが追加されるのか気になるところです。

 

〇CX-60

CX-60に関しては昨年秋に発売開始されたばかりである事に加えて「XD系」「25S系」のグレードがまだ発売開始されてないので、2023年に改良や仕様変更が行われる可能性はかなり低いと思います。

ただ、昨年末に公開されたマツダ技報ではアーティザンレッドプレミアムメタリックのCX-60と思われる画像が掲載されていました。

基本的にラージ商品群向けに開発されたボディカラーなのでいずれは追加されると思いますが、そのタイミングがいつになるのか注目でしょうか・・・。

 

〇MAZDA6

(画像 MAZDA)

MAZDA6に関しては商品改良が昨年末に正式発表されたばかりというタイミングに加えて、ここ数年は隔年で商品改良が実施されている事を考えると2023年は特に動きが無さそう・・・。

さらに昨年末に発表された特別仕様車「20th Anniversary Edition」はネーミング的に考えると発売は2023年内で終わる可能性も考えられます。

現行モデルに関してはおそらくあと2~3年程度は販売が継続されると思われますが、以前から度々ブログで触れているようにそろそろSUV以外のモデルの計画についても公表してほしいところですね・・・。

 

ロードスター

ロードスターに関しては現行モデルが登場してから毎年細かな改良を実施しているので今年も商品改良があると思いますが、2023年にありそうなのは「ソフトトップの2.0Lエンジン搭載モデルの国内導入」「デザインの一部変更」

この2つに関しては昨年開催されたオーナーミーティングで開発陣から"匂わせる発言"が出ているので、今年の商品改良で実行されるかもしれません。

あとは新しいボディカラーや内装色が出る可能性も考えられますね。

そろそろスポーツカーらしい明るめの色が出て欲しいところですが・・・(笑)

YouTubeで「ロードスター オアシスミーティング」と検索すると開発陣によるトークショーの動画が複数あるので是非チェックを)

ロードスターに関しては次期型に関する噂や憶測も出てきていますが、斎藤主査は「まだ開発はスタートしていない」と証言ざれているので、少なくともあと4年程度は現行モデルの販売が続くと思われます。

 

あと「海外専用モデル」の今後に関しても簡単に予想を・・・。

CX-9

(画像 MAZDA USA)

昨年末に2023年モデルが発表された「CX-9」ですが、すでに北米マツダは「CX-90が後継モデル」と公表しているので、少なくとも北米は今年で販売終了する可能性がかなり高いです。

残るオーストラリア等もCX-90導入に合わせて入れ替わる事になりそうですね・・・。

〇CX-50

(画像 MAZDA USA)

北中米に続いて中国でも導入が発表された「CX-50」ですが、以前から公表されているトヨタ製のハイブリッドシステムを採用したモデルが2023年内に公開されるのか気になるところ・・・。

日本にも導入を求める声は多い印象ですが、CX-60より広い全幅と右ハンドル仕様がまだ存在していない事を考えるとハードルは中々高そうです。

CX-4

(画像 長安マツダ)

2016年に発売されてから今年で7年目となる「CX-4」に関しては現地でも今後に関する情報が全く出てきてないようです。

中国ではサイズが比較的近い「CX-50」が新たに導入されるので入れ替わる可能性もゼロではないかもしれませんね・・・。

個人的にはCX-4後継という位置づけも兼ねてラージ商品群ベースのSUVクーペが出て欲しいところですが(笑)

〇BT-50

(画像 オーストラリアマツダ)

いすゞ・D-MAXのOEMモデルとして2020年10月に発表された「BT-50」はオーストラリアを中心にかなり人気を集めているようです。

OEMモデルなのでいすゞの動向次第ですがボディカラーや内装の一部変更はあるかもしれませんね・・・。

〇MAZDA2 Hybrid

(画像 ドイツマツダ)

トヨタ・ヤリスハイブリッドのOEMモデルとして2021年12月に欧州で発表された「MAZDA2 Hybrid」はこれまで"マツダオリジナルのMAZDA2"と併売されてきましたが、マツダ専務執行役員の青山裕大さんはオーストラリアメディアの取材で「欧州ではMAZDA2 Hybridのみの販売へシフトする」可能性に言及。

日本や東南アジア等では引き続きマツダオリジナルモデルを販売する一方で、欧州では国によってMAZDA2 Hybridのみへシフトするかもしれませんね。

 

 

③「2023年に予定されているマツダのイベント」

今年も様々なイベントや発表が行われると思いますが、特に注目したいのは10月に開催予定の東京モーターショー(JAPAN MOBILITY SHOW)」

2019年以来4年ぶりに開催される予定ですが、マツダはここ最近東京モーターショーでコンセプトカーや商品改良モデルを世界初公開する事が多かったので今回も期待が高まります。

コンセプトカーの候補としては昨年11月に画像と動画のみ公開された「ビジョンスタディモデル」の実物が一番候補でしょうか・・・?

(画像 MAZDA)

量産モデルでは「CX-80日本仕様」ロードスターの"2023年商品改良車"」実車東京モーターショーで初披露される可能性が考えられますね・・・。

これ以外ではコロナ禍になってから開催されていない「マツダオープンデー」や「マツダブランドスペース大阪での開発者トークセッション」が復活するのか注目したいと思います。

 

 

年明けすぐにも新型モデルの発表が見込まれる2023年のマツダですが、今年もどのような話題を提供してくれるのか期待したいですね。

このブログでも随時情報をピックアップしていきたいと思うので今年もよろしくお願い致します。