2023年にラージ商品群SUVの導入がいよいよ始まる見込みの北米市場ですが、導入予定の「CX-70」「CX-90」に関して気になる情報が出てきました。
ラージ商品群SUVはまず今年秋から「CX-60」の販売が欧州や日本で開始されていますが、北米とオーストラリアではワイドボディの3列シートSUV「CX-90」のティザー広告が11月から開始。
来年1月にワールドプレミア予定と公表されていますが、より具体的な情報が出てきたので紹介したいと思います。
今回取り上げるのは以前から度々紹介している米国のマツダ販売店スタッフ「Jonathan Sewell」さんのYouTubeチャンネル。
CX-90だけでなくCX-70も含めた新たな情報を紹介した動画でこのように説明されています。
〇CX-90に関して。
・CX-90は来年1月中旬に新たなティザー広告が公開され、1月31日にワールドプレミアが行われる見込み。
・直6エンジンは「標準Ver.」と「高出力Ver.」の2種類設定されるが、ターボチャージャーの有無など詳細なスペックはまだ不明。
・CX-90の販売割合は「標準Ver.の直6エンジンモデル」が約6割、「高出力Ver.の直6エンジンモデル」と「PHEVモデル」がそれぞれ約2割ずつと想定されている。
〇CX-70に関して。
・全幅やサイズはCX-90と非常に似ているがCX-70は2列シートなので全長は短くなる。
・同じセグメントで最もサイズが大きいモデルになる事が想定される。
・ワールドプレミアは来年7月～8月で10月頃から発売開始される見込み。
〇その他のSUVについて。
・「CX-5」と「CX-50」はCX-70の発売とほぼ同じ時期に2024年モデルが登場する予定（改良の有無は不明なのでモデルイヤーだけ更新の可能性もあり）
自動翻訳ベースなのでJonathan Sewellさん独自の推測も含まれてる可能性がありますが、CX-90に関しては年明けにもう一回ティザー広告が解禁され、1月31日にワールドプレミアされる話が出てきました。
そして、直6エンジンは2種類のスペックが設定されるようですが、これが「同じエンジンのスペック違い？」なのか「それぞれ別のエンジン」なのかはまだ不明との事。
北米向けなのでガソリンエンジンがほぼ確実ですが、マツダの直6ガソリンエンジンはすでにCX‐60で「e-SKYACTIV G 3.3（ターボ）」と「e-SKYACTIV X 3.0（NA）」が公表されているので、CX‐90ではどのような組み合わせになるのか気になるところ・・・。
CX-90に続いて導入予定となっている「CX-70」は来年7月～8月にワールドプレミアが行われる見込みのようですが、これはメキシコマツダが今年10月に公表した商品導入スケジュールと一致するのでかなり信憑性は高そうです。
ちなみに、Jonathan Sewellさんは動画内で「CX-70と思われるテスト車両」の画像も紹介されていますが、車体前面にカモフラージュが施されているので判断が難しいところ・・・。
個人的にはリア周りの形状からCX-90なのでは？という予感も少ししますが・・・。
Jonathan Sewellさんは2列シートSUVにも関わらずCX-9に近いサイズになる想定をされているようです。
さらに「CX-5」と「CX-50」は来年秋頃に"2024年モデル"が登場する見込みとの事ですが、カナダマツダは「"クロスオーバーの中核となる2車種"にマイルドハイブリッドを搭載予定」と公表しているので、CX-5だけでなくCX-30あたりも欧州仕様に続いてマイルドハイブリッドを採用する可能性は比較的高いかもしれません。
一方で、トヨタ製のハイブリッドシステムを採用する「CX-50 Hybrid」は2024年と案内されているので再来年でしょうか・・・？
まだマツダから正式なニュースリリースなどは出ていないので、今回取り上げた内容は"あくまで噂や推測"ですが、2023年も序盤から色々動きがありそうですね。
