これまで2023年夏頃の登場が有力視されていたマツダのラージ商品群SUV「CX-70」ですが、発表・発売が2024年へ延期という情報が出てきています。
「CX-70」はラージ商品群SUVの中でも主に北米市場へ投入予定と公表されているワイドボディの2列シートSUVで、これまで取り上げた情報だと今年の夏~秋に正式発表される見込みでした。
MAZDA NEWSROOMマツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表|ニュースリリース
情報通りならティザー広告もまもなく解禁されるのでは?と思っていましたが、ここにきて発表・発売が遅れるという情報が出てきています。
今回取り上げるのは米国のマツダ販売店スタッフでおなじみ「Jonathan Sewell」さんのYouTubeチャンネル。
CX-70の発表・発売に関する新たな動画を本日公開されています。
・CX-70の発表・発売は当初の予定より3~4か月程度延期されて2024年初旬(春?)に変更という情報が入った。
・延期された理由はCX-90の生産・供給台数がまだ不足している事に加えて、この状況を踏まえてCX-70は生産・供給台数をあらかじめ安定させておきたい狙いもある。
・変更後のスケジュールによるとCX-70の生産は今年12月頃に開始予定。
・発表・発売が2024年に変更されたので、CX-70初期型のモデルイヤーは2025年モデルになる。
CX-70の発表・発売が遅れる噂はFacebookのCX-70専用グループ(登録制)でも先週話題になっていたので状況を注視していましたが、販売店スタッフのJonathan Sewellさんも動画で発信したという事は間違いないようです。
遅れるのはCX-90の生産・供給台数がまだ不足しているのが理由との事ですが、すでに発売開始されている北米でもPHEVモデルのみ供給開始が遅れた事に加えて、これからオーストラリアや中国等にも導入される予定なので、まずはCX-90の生産・供給の安定化を優先したようですね・・・。
あと、現在のところCX-60とCX-90は全て山口県の防府第2工場で生産されていますが、丸本社長はメディアの取材に対して「CX-90の生産が立ち上がると防府工場の生産キャパシティーは一杯になると思う」と証言されていたので、残るCX-70とCX-80は他の工場で生産される可能性も考えられます。
もし他の工場でラージ商品群の生産体制を新たに立ち上げるのが遅れる理由だとすると、CX-70だけでなくCX-80の発表・発売時期にも影響が出てくるのか気になるところ・・・。
CX-70に関してはデザインや車体サイズに関しても様々な憶測が飛んでいますが、それが明らかになるのはもう少し先になりそうですね・・・。