まもなく米国・カナダでの販売が開始されるマツダのラージ商品群3列シートSUV「CX-90」ですが、同じく北米マツダの管轄地域であるメキシコでも詳細が発表されました。
1月末にワールドプレミアされた「CX-90」はすでに量産も開始されていて、米国では今月から発売開始予定。
マツダが最重要視する北米市場でいよいよラージ商品群モデルの販売が始まる状況ですが、同じく北米マツダの管轄地域にあたるメキシコでも詳細が発表されています。
メキシコマツダはCX-90を5月から販売開始すると公表。
これに先立って詳細を発表した形ですが、メキシコで販売されるCX-90は直6ガソリンターボエンジンモデルの"SIGNATURE"のみとなっており、グレードが多く設定されていた米国・カナダとはかなり対照的です。
内装はホワイトとブラックのナッパレザー仕様になっており、ボディカラーは6色設定。
米国仕様に設定されていたプラチナクォーツメタリックに加えて、ソウルレッドクリスタルメタリックも設定されていないのはちょっと驚きです。
メキシコで販売されるCX-90 SIGNATUREは米国仕様の3.3 TURBO S PREMIUMと同等の仕様ですが、今後グレードやパワートレインが追加されるのか気になるところ・・・。
車両価格は109万ペソ(日本円換算で約800万円)と発表されていますが、これまで販売されてきたCX-9の最上級グレードから17万ペソ(約120万円)程度価格が上がった形となります。
メキシコマツダは昨年10月に発表した販売戦略において「2023年は3月に"CX-50"、5月に"CX-90"、夏に"CX-70"を発売する予定」と公表していましたが、これまでのところCX-50とCX-90は予定通り発表・発売されています。
この流れを見ると「CX-70」もまもなくワールドプレミアされる事になりますが、予定通り夏頃に発表・発売されるのか気になるところですね・・・。
もうすぐするとこれまでのようにテスト車両もスクープされるかもしれませんが(笑)