つらつらとMAZDA

マツダに関する備忘録的ブログ。

南アフリカマツダが「CX-60」導入を正式発表、さらにインドネシアでも「CX-60」と思われるテスト車両がスクープ。

これまで日本・欧州・オーストラリアで発表・発売されている「CX-60」ですが、これ以外の地域でも導入に向けた動きが出てきています。

 

 

「CX-60」に関しては昨年後半に日本と欧州で発売開始され、オーストラリアでもまもなく発売予定。

これ以外にもいくつかの国や地域で導入の噂が出ていますが、その中で「南アフリカ」と「インドネシア」で新たな動きがありました。

 

 

まずは南アフリカ

南アフリカマツダは昨年3月に行われた現地メディアの取材でCX-60を2023年前半に発売予定である事を明言。

その後中々動きがありませんでしたが、南アフリカマツダ公式HPでCX-60専用サイトが公開。

Mazda Southern Africa | Test Drive New Cars | Monthly Special Offers

(画像 南アフリカマツダ)

特設サイトではフェンダーアーチとボディ下部が未塗装樹脂の標準モデルのみ登場しており、ボディカラーラインアップは欧州仕様と同じ8色。

紹介文では「The Mazda CX-60 lands in South Africa in the coming weeks and we would like to share all the breaking news with you first.(マツダ CX-60 は、今後数週間で南アフリカに上陸します。最初にすべてのニュース速報を共有したいと思います。)」と書かれているので、それほど遠くない時期に発売開始されそうです。

導入されるパワートレインやグレード構成はまだ未公開のようですが、公式HPのモデルラインナップ一覧をみると「739800,00ランド~(日本円換算で約536万円から)」と書かれていました。

(画像 南アフリカマツダ)

南アフリカマツダは昨年の時点でプラグインハイブリッド導入を明言していましたが、それ以外のパワートレインも導入されるのか気になるところ・・・。

 

 

続いてはインドネシア

インドネシアマツダも昨年から現地メディアの取材でCX-60のプラグインハイブリッドと直6エンジン搭載モデル導入を明言。

南アフリカと違ってまだCX-60発売に関する正式発表は行われていませんが、現地ではCX-60と思われるテスト車両がスクープされています。

ベトナムの自動車メディア"TinXe.vn"の記事

この動画はインドネシア国内で撮影されたとの事ですが、カモフラージュされた車両がスクープ。

僅かに見える灯火類やサイドシグネチャーガーニッシュからCX-60の可能性がかなり高そうですね。

(画像 TinXe.vn)

ナンバーの取り付け位置が異なるのはカモフラージュなのか、仮で取り付けてるだけなのか気になりますが・・・(笑)

さらに"TinXe.vn"の記事によるとインドネシアではすでにCX-60の車両情報が登録されており、パワートレインや車両価格の内容も確認できるようです。

リンク先によるとインドネシアで登録されてるCX-60のパワートレインは「SKYACTIV-G 2.5(NA)」と「直6 e-SKYACTIV D 3.3」の2種類。

画像には価格も明記されていますが記事によるとこれは正式な販売価格では無く、実際の販売価格はおおよそ7億~9億ルピア(日本円換算で約622万~800万)になる可能性があるとの事(諸費用や税金を含めた総額の可能性あり)

 

一方で気になるのはマツダが今年2月に行った2023年3月期 第3四半期決算の質疑応答でASEAN地域にはラージ商品群の投入は計画していない」と回答していた事。

☆質疑応答一覧資料(PDF形式)

https://www.mazda.com/globalassets/ja/assets/investors/library/result/files/qa20230210_j.pdf

(画像 MAZDA)

テスト車両や情報がここまで出てきたという事はインドネシアへCX-60が導入される可能性がかなり高いとは思いますが、ここはやや気になるところ・・・。

 

 

欧州やアジア地域へ続々と導入されそうなCX-60ですが、これ以外にもコロンビアへ導入される可能性は浮上しています。

すでに販売開始されている日本・欧州でも高い人気を集めているので、他の地域でも大きな反響がある事に期待したいですね。