マツダの主力SUVとしてグローバルで高い人気を集めている「CX-30」ですが、欧州では次のモデルイヤーとなる2024年モデルの注文受付が開始されている可能性が出てきました。
海外で販売されている自動車のほとんどはモデルイヤー制を採用していますが、現在マツダ車で最もモデルイヤーが進んでいるのは今年1月にワールドプレミアされた「CX-90」と4月に商品改良が発表された「MAZDA3」の"2024年モデル"
他の車種も随時2024年モデルへ更新される見込みですが、欧州では「CX-30」に関して気になる動きが出てきています。
まず最初に紹介するのはフランスとベルギーのマツダ公式HP
〇フランスマツダ公式HP
〇ベルギーマツダ公式HP
現在欧州で販売されているCX-30は"2022年モデル"ですが、フランスとベルギーのマツダ公式コンフィギュレーターでこんな案内が・・・。


コンフィギュレーターを立ち上げるとこれまで販売されてきたCX-30 2022年モデルの新車在庫に限りがある案内が出てきました。
このような案内が出た場合は商品改良を含めた新しいモデルイヤーの発表が近づいてる場合が大半・・・。
そこで色々調べてみると、欧州で「CX-30 2024年モデル」を公表している自動車関連サイトを2つ見つけました。
最初に紹介するのはドイツの自動車購入情報サイト「mobile.de」
こちらで新車在庫検索を試してみるとドイツ国内の販売店がCX-30 2024年モデルを6件掲載。


パワートレインとトランスミッション別に2024年モデルが掲載されていますが、それぞれのページを見る限りだと2023年モデルから変わってる部分はありませんでした。
その一方で納期に関しては注文から約4~5か月(水色部分)と明記されているので、情報通りなら10月頃までに2024年モデルが正式発表される事になりますが・・・。
そしてもう一つ紹介するのがベルギーの自動車メディア「Moniteur Automobile」の新車情報データベース。
Prix Mazda CX-30 | Moniteur Automobile
こちらでもCX-30のモデルイヤーが"2024年"に更新されていますが、その中でもボディカラー一覧を見ると・・・・。
Prix Mazda CX-30 2.0 e-Skyactiv X 137kW Homura | Moniteur Automobile


先日商品改良(2024年モデル)が発表されたMAZDA3に続いて「セラミックメタリック(欧州ではCeramic White)」が選択可能と明記されています。
これまでCX-30の商品改良は兄弟モデルと言えるMAZDA3とほぼ連動していたので、ボディカラーラインアップも同様の変更が行われるのでしょうか・・・?
ただ、リンク先では装備やスペックの詳細までは掲載されていないので、MAZDA3と同様にマツダコネクト用ディスプレイが10.25インチになっているのかは不明。
さすがにCX-30だけ8.8インチのままという事は無いと思いますが・・・・。
まだ欧州マツダから2024年モデルが正式発表されていないので、現時点では"あくまで噂"という状況ではありますが、少なくとも欧州では2022年モデルが在庫限りでこれから新車注文する場合は2024年モデルになる可能性が高そうです。
これから欧州だけでなく日本でも商品改良に関する噂や動きが出始める可能性もあるので、今後の情報にも注目ですね。
(前回日本で商品改良が発表されたのは昨年8月)