2024年に北米市場で販売開始される予定の「CX-70」ですが、カリフォルニア州大気資源委員会へ車両認証を申請したようです。
CX-70はラージ商品群の中でも主に北米市場で販売予定の2列シートSUVで、当初は今年夏~秋頃にワールドプレミアされる予定でしたがやや遅れて来年春に販売開始予定。
来年春から逆算するとそろそろワールドプレミアされる可能性も考えられますが、マツダが米国でCX-70の車両認証をすでに申請している話が出てきています。
今回取り上げるのは海外の大手自動車メディア「AutoGuide」が19日に掲載した記事。
リンク先によるとカリフォルニア大気資源委員会(CARB)が今月16日公開した車両認証の申請書類にCX-70と見られる内容が掲載されているとの事。
☆カリフォルニア州大気資源委員会公式HP
CARB公式HPを見ると、マツダは11月17日~21日にかけて"2025年モデル"の車種を3つ申請しており、それぞれ「3.3L ガソリンハイブリッド(2種類)」と「2.5L ガソリンプラグインハイブリッド」との事。
これは現在北米などで販売されている「CX-90」と同じエンジンラインナップである事に加えて、北米マツダもCX-70は2025年モデルとしてワールドプレミアする方針を表明していた事から、これらはCX-70の認証申請で間違いなさそうですね(現在北米で販売されているマツダ車は"2024年モデル")
ちなみに3.3L ガソリンハイブリッドが2種類申請されているのは、CX-90と同様に2種類のスペックを用意するのが理由と思われます。
CX-90と同じエンジンラインナップになる事はある程度想定通りですが、米国内で最も規制が厳しいカリフォルニア州ですでに認証申請が行われてるのを見ると、ワールドプレミアもまもなく実施される可能性も考えられます。
日本国内では中国新聞が「2023年中に防府工場でCX-70を生産開始する見込み」と報じていました。
CX-70に関してはまだ判別可能なテスト車両もスクープされていない事から車両サイズやデザインについて様々な憶測も飛んでいますが、年末年始にかけてティザー広告や新たな情報が出てくるのか注目です。