昨年後半から大幅商品改良モデルがグローバルで導入されている「ロードスター(MX-5)」ですが、欧州で出ている噂に関係するかもしれない続報が出てきています。
ロードスター(MX-5)に関しては現行モデル最大の変更と謳われている2023年大幅商品改良モデル(2024年モデル)が昨年から順次導入されていますが、欧州では昨年末から「2.0Lエンジン搭載モデルが販売終了?」という噂がフランスやドイツで浮上。
2024年モデルが発表されて間もない時期に出てきたのが驚きだった一方で噂の内容は具体的だった事から動向が気になっていましたが、この噂に関係するかもしれない新たな情報が出てきています。
今回取り上げるのはドイツのマツダ販売店「Schuster Automobile」公式YouTubeで昨日投稿された動画。
以前からマツダの新型車や新機能について詳しく解説されているチャンネルですが、昨日公開した動画ではMX-5 2024年モデルの概要も詳しく解説。
その中で以前から出ている2.0Lエンジン搭載モデル販売終了の噂に関する質問がコメント欄に寄せられており、これ対してSchuster Automobileのスタッフさんがこのような返答をされています。
Mazda wird sich bald zu den zukünftigen Planungen beim MX-5 noch offiziell äußern, bis dahin darf ich das im Moment weder bestätigen, kommentieren oder dementieren.
マツダはMX-5の今後の計画についてまもなく公式声明を発表する予定だが、それまではこの件(2.0Lエンジンの販売)について確認したり、コメントしたり、否定したりすることはできない。
噂が出ている2.0Lエンジンの販売について現時点でコメントは出来ない一方で、マツダが今後の計画についてまもなく公式声明を発表する予定との事。
どのような発表内容になるのかはまだ断言できませんが、Schuster Automobileのスタッフさんは動画内でも「2.0Lエンジンモデルの在庫は非常に少なくなっているので、早めに販売店へ問い合わせる事をオススメする」と案内している事に加えて、コメント欄にも同じような情報を聞いた視聴者さんのコメントが入っている事から、欧州で2.0Lエンジン搭載車が販売終了する可能性はより高まってる印象ですね・・・。
欧州では昨年から段階的に導入されている新しい排ガス基準「EURO 6e」が今年9月1日からは全ての初回登録車が対象になる事から現在販売されている現行車種も新基準に適合させる必要がありますが、これに加えて騒音規制フェーズ3もまもなく導入される可能性が高く、ロードスター開発主査の斎藤さんも次の大きな規制として騒音規制フェーズ3を挙げておられます。
欧州で2.0Lエンジンモデルが販売終了する理由としても上記2つの規制に対応させるのが厳しい事が考えられますが、欧州では2.0Lエンジンが売れ筋という情報があったので、改良を実施して再販売する事もあるかもしれませんね・・・。
日本ではMAZDA SPIRIT RACINGのコンプリートカーで200psを目標にしてる話が出ているので、合わせて2.0Lエンジン自体の改良も実施とかあるのでしょうか?
ロードスターは現行モデルがまだまだ販売継続される流れになっていますが、グローバルでは2.0Lエンジンモデルが販売の中心になってる市場が多いはずなので、欧州での販売動向や今後の進化がどうなるのか気になるところです。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。