大幅商品改良モデル(2024年モデル)の販売が本格化している「ロードスター(MX-5)」ですが、ドイツ・ニュルブルクリンクで新たなテスト車両がスクープされました。
今回取り上げるのはニュルブルクリンクの走行車両を取り上げているYouTubeチャンネル「STATESIDESUPERCARS」が本日投稿した動画。
こちらは今週のインダストリアルプール※で走っていたテスト車両をまとめた動画ですが、その中にロードスター(MX-5)のテスト車両も撮影されていました。
※:自動車メーカー等が開発テストを行うためにニュルブルクリンクを共同で貸し切る日、基本的に春~秋の平日に設けられる。
(動画内10:14頃から)
最初はマットブラックのボディカラーに見えますが、サイドを見るとグレー系の2トーンカラーになっていて何故かトランク部分だけホワイトの状態。
ボディサイドはMAZDA SPIRIT RACINGのエンブレムが目に入りますが、よく見るとフロントフェンダーにもMAZDA SPIRIT RACINGのロゴが入っていて、装着されてるエアロも既存の純正オプションとは異なるデザインになっています。
インダストリアルプールの日に走行した事に加えて、ナンバープレートの頭文字もこれまで目撃されたマツダのテスト車両と同じ"HG"なので、マツダが走らせた車両の可能性がかなり高そうですね・・・。
("HG"=欧州の研究開発拠点「マツダR&Dヨーロッパ(MRE)」があるヘッセン州オーバーウルゼルを表す)
ニュルブルクリンクでロードスターのテスト車両が目撃されたのはちょうど1年ぶりですが、今回の車両はボディカラーや装着されてるエアロのデザインから考えると今年の東京オートサロンで発表された「MAZDA SPIRIT RACING RS concept」の開発テストが最も有力。
この車両はMAZDA SPIRIT RACINGブランドのコンプリートカー第一弾として市販化を目指す事が公表されていましたが、同じ形状のエアロを装着したテスト車両がニュルブルクリンクを走行しているという事は開発もかなり進んでいるのかもしれませんね。
個人的にはグラデーションになってる2トーンカラーが量産モデルでも採用されると嬉しいですが、さすがに実現のハードルは高そう・・・(笑)
ちなみに、MAZDA SPIRIT RACING RS conceptは日本仕様に設定されてないソフトトップの2.0Lモデルという特徴もありますが、今回スクープされたテスト車両はリアバンパー中央にバックカメラ(下の画像の黄色部分)が装着されてるので欧州仕様をベースにしてるのが有力。
あくまで個人的な妄想ですが、欧州仕様は新しい排ガス規制の影響で2.0Lエンジン搭載モデル廃止の可能性が高まっているので、代わりにMAZDA SPIRIT RACINGのコンプリートカーを欧州でも販売する事を目指してニュルブルクリンクでテスト走行した可能性も考えられます(台数限定でも排ガス規制的にNGですかね・・・?)
あくまでテスト車両なので様々な可能性が考えられますが、MAZDA SPIRIT RACING RS conceptと同じエアロを装着してニュルブルクリンクを走行したのは注目すべきポイント。
今後もニュルブルクリンクなどでテスト車両がスクープされる事も十分考えられるので市販化の行方と合わせて続報に注目ですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。