東京オートサロン2024で初公開されたMAZDA SPIRIT RACINGのコンセプトカー2台ですが、今回は「MAZDA SPIRIT RACING RS concept」のエンジンに関する話題を取り上げます。
マツダは東京オートサロン2024で市販化を想定しているMAZDA SPIRIT RACINGブランドのコンセプトカーを2台発表。
前回のブログ記事ではMAZDA3をベースにした「MAZDA SPIRIT RACING 3 concept」に搭載されそうなエンジンを考察してみましたが、今回はロードスターをベースにした「MAZDA SPIRIT RACING RS concept」のエンジンに関する情報が新たに出てきています。
今回取り上げるのは自動車雑誌「カーグラフィック」の公式YouTube。
MAZDA SPIRIT RACING RS conceptに関してはすでに国内向けのソフトトップモデルに設定されていない2.0Lエンジン搭載が公表されていますが、動画の40:20頃から登場されているチーフデザイナーの諌山慎一さん(現行CX-5/CX-8等を担当)が2.0Lエンジンについて「現在販売されている国内向けのRFは184psだが、このモデルは市販までに"200の大台"に近いところまで持っていけたらいいなと考えている」とコメントされていました(海外向けの2.0Lエンジンも184ps)
現在スーパー耐久シリーズへ投入されている「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」の最高出力が200psと公表されているので、この車両で得た知見を生かして開発が進められてる可能性が高そうですね・・・。
最高出力がUPされるならコンプリートカーとしての価値がより高まりますが、エンジン以外も足回りや内装など専用装備がかなり多いので、展示車両と全く同じ装備内容で販売した場合は国内仕様で最も高価なRFのRSグレード(¥4,308,700)より高くなりそうな予感・・・。
さらにソフトトップの2.0Lモデルに関しては普通のカタログモデルとして国内導入を希望する人も一定数いる印象なので、どのような形で販売されるのか気になるところ。
個人的には「カタログモデルの2.0Lエンジン = 184psのまま」「MAZDA SPIRIT RACING RS concept =200ps」みたいな形で差別化するのが理想かも?と思ったりします。
諌山さんのコメントを聞いてもMAZDA SPIRIT RACINGとしての特別な価値を創る事を意識して200馬力程度を目標にしてる印象を受けるので、ソフトトップの2.0Lはコンプリートカーのみになる可能性もありそうですが・・・。
MAZDA SPIRIT RACING RS conceptはコンプリートカー第1弾として販売(年内の噂も?)が検討されていますが、今年はロードスター35周年でもある事から記念車の存在も合わせて多くの話題が出てきそうですね。
・石川県公式HP(令和6年1月4日から受付開始)
・富山県公式HP(令和6年1月5日から受付開始)
※:新潟県は現時点で義援金受け付けを行っていないようなので、日本赤十字を通じた義援金やふるさと納税で貢献するのがいいかもしれません。