日本や欧州に続いて東南アジアにも導入の可能性が出ていた「CX-80」ですが、マレーシアマツダが現地で実車を初披露しました。
CX-80に関しては今年秋から日本・欧州・オーストラリアで発売開始されていますが、これに続いてインドネシアとマレーシアでも導入の可能性が浮上。
その中でマレーシアマツダは今月開催されるクアラルンプール国際モビリティショー(KLIMS)で「CX-80」「CX-5の特別仕様車"MS Limited Edition"」「CX-60」の展示を予告していましたが、現地の模様を報じるメディアが出てきました。
今回取り上げるのはマレーシアの自動車メディア「Paultan.org」の記事。
クアラルンプール国際モビリティショーのマツダブースで展示されてるCX-80を取り上げていますが、展示されてるのはメルティングカッパーメタリックのピュアホワイト内装でパワートレインはプラグインハイブリッド。
CX-80が東南アジア圏で展示されるのは今回が初めてですが、マレーシアマツダのモビリティショー特設サイトではCX-80展示が一切掲載されていないので、事前の報道通りサプライズだったみたいですね・・・。
Paultan.orgの記事でも発売時期や価格に触れていないので、まだ詳細は発表されていないようです。
続いて紹介するのが「CX-5 "MS Limited Edition"」
MSという単語に関しては一部メディアで「MS=マツダスピード」という推測も出ていましたが、実際は「MS=マツダスポーツ」という意味で、これはマレーシアマツダが独自に企画・販売するスポーツグレード名として使用されてきたようです。
内装を中心にMSロゴ入りの専用装備が採用されていますが、スエード表皮のシートは日本のBlack Selection(旧:Black Tone Edition)とも異なっており、ステアリングやシフトブーツにもスエード素材を採用。
エクステリアに関しては基本的に日本のSports Appearanceと同じ仕様ですが、アルミホイールは2021年~2023年まで日本のL Packageに標準装着されていた19インチホイールをブラック塗装にしたもので、この仕様は世界初。
内外装も合わせてかなり凝った仕様になっていますね・・・。
そして会場に展示されてる「CX-60」も気になる部分が・・・。
すでに日本や欧州を中心に販売されているCX-60ですが、マレーシアマツダは今回のクアラルンプール国際モビリティショーで実車を初披露。
一見すると日本のPremium Sportsと同じ仕様ですが、タン内装にも関わらずシートヒーター/ステアリングヒーターのボタンがありません(先に紹介したCX-80は装備)
元々東南アジア向けの車両は上級内装でもシートヒーター等が装備されない事例もあるので、マレーシア向けのCX-60はこの仕様になるかもしれませんね・・・。
そしてこの車両で最も注目なのが「タイヤ」
CX-60の純正装着タイヤ(20インチ)はこれまで「BRIDGESTONE ALENZA 001」「TOYO TIRES PROXES Sport」の2種類でしたが、今回の展示車両にはCX-80と同じ「GOODYEAR EfficientGrip Performance SUV」が装着されてました。
CX-60は先月欧州で正式発表された2025年モデル(2024年商品改良モデル)で足回りがCX-80と同様の改良が含まれていたので、純正装着タイヤも変わったかも・・・?
ヒーター関連も含めてこの展示車はプロトタイプの可能性もあるので、改めて確認したいところですね。
マレーシアマツダが今回発表した車両・情報は以上ですが、東南アジア初披露となったCX-80は現在も販売されているCX-8/CX-9両方の後継と推測されており、今後東南アジア各国に導入されるのが有力。
CX-60の商品改良モデルは日本でもまもなく正式発表されるかもしれないので、マツダからの発表に注目です。
令和6年能登半島地震災害・9月21日豪雨被害の義援金受付関連。
◎石川県公式HP
・地震災害用リンク(令和6年12月27日まで受付)
令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付について | 石川県
・豪雨被害用リンク(令和7年3月31日まで受付)
・富山県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)
・新潟県公式HP(令和6年12月27日まで受付予定)